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漕艇部
今年5月の全日本選手権でも男子ペアが大阪大学初の2年連続入賞、男子シングルスカルでも同じく初となる決勝進出を果たした大阪大学漕艇部が、さらに部の歴史を塗り替える快挙を成し遂げた。
2022年9月7日(水)~11日(日)に埼玉県の戸田ボートコースにて開催された第49回全日本大学選手権大会で、男子フォアは昨年の男子ペア第4位に続き第4位に入賞。大阪大学漕艇部として女子初の決勝に進出した女子クォドルプルは第6位に入賞。大阪大学漕艇部として初めて、男女ダブル入賞を果たした。🏆🏆
また、男子シングルスカルは第9位、男子舵手付きフォアは第16位、男子総合11位/66大学中と、チーム全体として優秀な成績を収めた。
【第49回全日本大学選手権大会結果】
男子フォア A決勝4着/全体4位入賞
女子クォド A決勝6着/全体6位入賞
男子シングル B決勝3着/全体9位
男子舵手付きフォア C決勝4着/全体16位
男子クォド 敗者復活戦4着
男子総合11位
男子フォア A決勝4着/全体4位入賞
女子クォド A決勝6着/全体6位入賞
男子シングル B決勝3着/全体9位
男子舵手付きフォア C決勝4着/全体16位
男子クォド 敗者復活戦4着
男子総合11位
全日本大学選手権大会、通称インカレは、全国の大学生選手が同大会への入賞を目標に掲げ、一年間または大学生活をかけて挑む、学生最大級の大会だ。大阪大学漕艇部も、2022年度シーズンの男子チーム目標にインカレメダル獲得を掲げ、一年間切磋琢磨を重ねてきた。
今年のインカレは、コロナ禍以降3年振りの有観客大会で、ボートの聖地と呼ばれる会場の戸田ボートコースは、大勢の観客でにぎわった。多くの大阪大学OBOGが応援に駆け付け、コロナ禍以前のボート競技の雰囲気が戻りつつあるような大会となった。
男子フォア 4位入賞
4位に入賞した男子フォアは、4名の漕手が左右2名ずつに分かれ、一人1本、計4本のスイープオールで艇をすすめ、水上直線2000mを約7分半で漕ぎ切る種目。舵手という、レース展開や漕ぐスピードを指示したり、艇を直線に進めたりするための舵取りが乗っていないのが特徴。そのため、4名が漕ぎながらも方向を調節し、どこでスパートをかけるかといったレースの展開を考える、体力・技術に加えて様々な能力が要求される種目だ。
クルーメンバーである柏原航太さん(基礎工学部電子物理化学科4年)、大藪友希さん(工学部応用理工学科4年)は、ペア種目で、昨年のインカレでは4位に入賞し、社会人選手も出場する全日本選手権では昨年5位入賞、今年6位入賞した二人だ。
金丸大成さん(基礎工学研究科機能創成専攻2年)は、大学院生でボート歴6年目のコーチ兼選手として、クルーを技術面、また精神面から支え、森正翔さん(法学部法学科2年)は2年生ながらも部内選考を勝ち抜き、若さと安定した漕ぎで勝利に貢献。4名は阪大の男子対校クルーとしてインカレ2年連続入賞という素晴らしい結果を残した。
女子クォドルプル 6位入賞
6位入賞の女子クォドルプルは、フォアと同じく4名の漕手からなるが、1本のスイープオールではなく、2本のスカルオールを持ち、計8本のオールで艇を漕ぐ種目。クルーリーダーの北村舞那さん(人間科学部人間科学科3年)を筆頭に、中野莉久璃さん(医学部看護学科2年)、髙塚紗弥菜さん(理学部物理学科2年)、玖村春香さん(法学部国際公共政策学科2年)の4名は、阪大女子として初の決勝進出を成し遂げた。今年5月に開催された全国最大規模の参加クルー数を誇る、朝日レガッタの優勝に続き、インカレという全国の舞台でも輝かしい成果を収めることができた。
男子シングルスカル 第9位 山本晶選手
男子シングルスカルでは、山本晶さん(基礎工学研究科物質創成専攻2年)が42名中、第9位に輝く。今年の全日本選手権で阪大で初めて、FinalCに進出した山本選手は、インカレでも同じシングルスカルでエントリーし、優秀な結果を収めた。6年間、現役漕手として活動し続け、阪大ボート部の近年の活躍にも大きく貢献した。
スローガンは「FOR ONE」
スローガン「FOR ONE」のもと、学業との両立、コロナ禍の逆境にも負けず、部員一同全力で活動してきたシーズン集大成が今回の快挙につながった。今後もさらなる飛躍を期待したい!