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学寮潜入レポ 第五弾グローバルビレッジ津雲台寮🎤

2023.06.29
 まちかねっ!編集部
みなさん、こんにちは。「まちかねっ!」編集部のIです。
大好評のハンダイ学寮潜入取材!第五弾はグローバルビレッジ津雲台寮(GV津雲台)にやってきました。
津雲台と聞いてピンとこない方がいらっしゃるかもしれませんが、ここはモノレール・阪急山田駅からなんと徒歩3分の好立地🚝駅前にはショッピングセンターもあり各キャンパスへの通学はもちろんのこと、京阪神どこへお出かけするにも超便利なロケーションです。
大阪大学グローバルビレッジ津雲台は2020年10月にオープン。「グローバルな生活環境から人と人とのインタラクションが芽生える新しいハウジング施設」がコンセプト。
教職員宿舎と学寮から構成されるこの空間は、「留学生を含む学生および教職員が交流できる文化創造型ビレッジ」となることが期待されています。

1.個室タイプのB棟をご紹介

編集部I:本日ご案内いただくのは、経済学部3年生の阪上萌結さんです。どうぞよろしくお願いいたします。
阪上さん:GV津雲台にはユニットタイプのA棟と個室タイプのB棟があります。まずは個室タイプのB棟からご案内します。
光あふれる清潔感のある室内
クローゼットも広々
編集部I:めちゃめちゃキレイですね。採光も抜群、フローリングもピカピカ⭐キッチン、トイレ、バスルーム、どれも最新の設備で申し分ないですね!
2口のIHコンロで料理もはかどります
バスタブもあって疲れがとれます♨
独立洗面台がうれしい!
トイレはもちろんウォシュレット付
洗濯機スペースも完備
シューズボックスも広々
ベランダからの眺望も抜群(中央は山田駅方面)
編集部I:案内ありがとうございました。どこもきれいで大変驚きました。寮というよりホテルのような感じですね。次のシェアタイプのA棟も楽しみです!引き続き案内よろしくお願いします。

2.入居者突撃インタビュー

ユニットタイプのA棟へ移動中、偶然、先日「大阪大学ニューズレター88号」で取材にご協力いただいた薬学研究科博士後期課程の朝山晃さんにお会いしました。アポなしで恐縮ですが、少しお話を伺いました。
編集部I:こんにちは、突然すみません、大学広報課です。ニューズレターの取材では大変お世話になりました。今日は「まちかねっ!」の取材でGV津雲台におじゃましています。こちらにお住まいだったのですね!お忙しいところ恐縮ですが、少しだけお話を伺わせてください。
朝山晃さん
大阪大学ニューズレター88号見開きページより
編集部I:朝山さんがこちらに入居されたきっかけをお聞かせください。
朝山さん:大学や駅までのアクセス・綺麗さ・環境等を総合的に判断して選びました。学生が住みたい物件の条件(築浅・駅近・セキュリティー・宅配ボックス・セパレート・独立洗面台など)はすべて満たしていると感じています☺
編集部I:まさに文句なしですね!ところで、GV津雲台には個室とユニットの2タイプがありますが、迷われませんでしたか?
朝山さん:普段、大学の研究室で夜中まで実験している日が多く、遅い時間にシェアルームに帰るのは少し気が引けたので個室を選びました。私自身、海外の大学で過ごしたこともあったので、自分が学部生だったらA棟のシェアルームにも住んでみたかったです。シェアルームの方たちほど人との交流はありませんが、時々ロビーで留学生たちと英語での会話を楽しんでいます。
編集部I:ズバリGV津雲台の魅力を教えてください!
朝山さん:とにかく全部綺麗です!設備も申し分ありません。シンクが広くて、IHが2口あるので一般的な学生のワンルームより料理もかなりしやすいです🍳ゴミ置き場も綺麗で広くて、回収日でなくてもゴミを置けます。ゴミ袋の指定がないのも助かります。
編集部I:入居者のみなさんはどんな感じですか?
朝山さん:国籍や年齢層は多様です。たくさん留学生が住んでいるので、英語や他の言語もよく耳にします。若い方がもちろん多いですが、C棟にはファミリーも住んでいるので、よく中庭で子供たちが遊んでいます。男女比は半々くらいか女性の方が多いと思います。セキュリティー面もしっかりしているので女性の方も安心だと思います。
朝山さん:また、スタッフの方は複数人いてくださり、何か困ったことがあればいつも快く対応してくださっています。ロビーや廊下、駐車場やゴミ置き場も毎日掃除してくださっていていつも感謝しています🙏
編集部I:駐車場も利用されているのですか?
朝山さん:はい。駐車場と駐輪場は安くてきれいで、スペースも広いので快適に使わせてもらっています。屋外駐輪場には屋根がありますし、屋内駐輪場もあるので雨でも安心です☂
駐車場・駐輪場利用料
朝山さん:それからやはりアクセスのよさは魅力ですね。ここから徒歩3分の山田駅には阪急とモノレールが通っているので、梅田・神戸・京都などどこへ行くにも便利です。吹田キャンパスに通う学生の多くが住む小野原エリアに住む友人たちにいつもうらやましがられています(笑)
編集部I:突然のインタビューにも関わらず、ありがとうございました!

3.ユニットタイプのA棟のご紹介

では、改めて、ユニットタイプのA棟をご案内いただきます。
阪上さん:最初に共有スペースからご紹介します。1階には、自習などに使えるLearning Commons、シーツ置き場、大浴場、コインランドリーなどが揃っています。
おしゃれなエントランス
宅配ボックス完備
Learning Commons(自習もはかどります)
ここで新しいシーツがもらえます
阪上さん:ここから先は、入居者専用のカギを使って入ります。どうぞお入りください。
セキュリティーもバッチリ!
阪上さん:こちらは大浴場。寮にいながら温泉気分を味わえます♨
阪上さん:こちらはコインランドリースペース。靴専用の洗濯機と乾燥機も用意されているので、とても助かります(有料)。
編集部I:まるでホテル並みに充実した設備ですね。
阪上さん:それでは私が実際に暮らしている居住スペースをご案内します。こちらは9人ユニットタイプになります。リビングを取り囲むように9つの個室が配置されています。
9人ユニットの間取り
寄宿料等
玄関から見たユニットタイプの全景(左側:個室、右側:リビング・キッチン)
明るいリビングに編集部もおじゃましました
個室も明るくてきれい!
ユニット内にシャワールームが2つ
自由に使える洗濯機・乾燥機も各2台
編集部I:留学生のみなさんと一緒に暮らせるユニットタイプのA棟も素敵ですね。国際色豊かな共同生活の魅力を保ちつつ、専用個室でプライベートも確保されており、絶妙なバランスですね。

4.GV津雲台の魅力

ここからは阪上さんにGV津雲台の魅力や寮生活についてお話を伺います。
編集部I:本日は長時間にわたり館内をご案内いただき、本当にありがとうございます。最後にインタビューにお付き合いください。よろしくお願いします。
編集部I:まずは阪上さんがこちらに入居されたきっかけをお聞かせください。
阪上さん:私は奈良県出身で、入学当初は自宅のある奈良から通っていたのですが、1年生の時にここに住んでいる友達から寮生活の話を聞いたり、寮の友達を紹介してもらったりする中で、寮生活も結構いいよ♪みたいな話を聞いたのがきっかけです。
編集部I:希望してすぐ入居できたのですか?
阪上さん:私が入居を考え始めた1月、2月ぐらいにちょうど「レジデント・チューター」の募集があり、このタイミングで申し込むしかないと思ってエントリーし、2年生の4月から入居しています。
■レジデント・チューター(RT)とは🔔
・GV津雲台学寮に寮生として居住しながら、寮生を対象に、学生生活委員会と教育・学生支援部学生・キャリア支援課が実施する教育プログラムやイベントの企画運営に参加するとともに、一般寮生に対する生活助言などを行います。
・RTにはそのボランティア活動の場として、居室(9人ユニットタイプ)を無償で提供されます(共益費は自己負担)。
・現在RTの居住枠が8枠あり6名の方が採用されています。
編集部I:チューターさんの具体的な仕事の内容を教えていただけますか?
阪上さん:毎月イベントを企画しています。寮の管理人さんによる企画もありますが、それとは別にチューターが持ち回りで月に1回イベントを開催しています。あとはチューター専用メールがあって、寮生からいろいろ相談がきますので、それに対応しています。
編集部I:コロナ禍で思うようなイベントが実施できなかったと思いますが、これまでに企画されたイベントで印象に残っているものを教えていただけますか?
阪上さん:私がメインで企画した茶道体験会です🍵寮内に茶道室があって、大阪大学の茶道部の方と連携して実施しました。たまたま部員の中のおひとりに英語が話せる学生の方がいらっしゃいましたので、当日はその方を含め7名くらいの部員の方にお越しいただき、留学生のみなさんに実際に一人ずつお茶を点ててもらったほか、茶道の歴史や作法などについて英語と日本語両方で説明してもらいました。
茶道体験会の様子
編集部I:留学生の皆さんの反応はいかがでしたか?
阪上さん:大変好評でした😊
編集部I:GV津雲台の住み心地はいかがですか?
阪上さん:2年生から入居して1年ちょっと経ちますが、とても快適です!共同生活も楽しんでいます。自習室が完備されているところも助かります。あとは留学生と交流できるところもやはり魅力のひとつですね。
編集部I:留学生との交流は土日になりますか?
阪上さん:普通に日常生活を共にするような感じです。家族みたいに朝起きたらいるし、帰ったらいる、みたいな感じなのが、普通の生活で味わえないところですね。いろんな国から留学生が来られているので、GV津雲台の中に常に世界が広がっています。今まで知らなかった文化、宗教、食べ物に触れることができ、とても楽しいです。
編集部I:特におすすめのスペースはありますか?
阪上さん:茶道室です。テスト期間中、こちらを借りて勉強しています。畳なので、足を伸ばして勉強できます!また、共有の研修スペースにはプロジェクターもあるので、よく留学生が夜に集まって映画を見ています。夜は留学生が利用していることが多いですね。
留学生にも人気の茶道室
編集部I:現在お住いのユニットはシェアタイプだと思いますが、共有スペースや設備のお掃除はどうされているのですか?
阪上さん:ローテーションで分担しています。今週はごみ係やキッチン係など。みんなで協力しています。
編集部I:同じユニットに入居している留学生が作った料理を食べる機会はありますか?
阪上さん:あります。例えばスペイン人の方が、今日はスペイン料理をみんなに食べてほしいという感じでふるまってくれることがあります。日常的にちょっと余ったらあげるとか、そういうのはあまりないですが、パーティーとかするときに提供してくれます。
Welcome Party の様子
交流ラウンジには外国書籍も豊富
編集部I:普段、留学生とは英語で会話されているのですか?
阪上さん:だいたい英語ですが、時期によって入居者の出身地域が結構違います。例えば去年はドイツ人がすごく多かったです。ヨーロッパ圏の方が多いときは英語でしゃべりますし、今は結構アジアの方が多いイメージなので日本語も盛んですね。
編集部I:現在のユニットのメンバーの出身国はどちらですか?
阪上さん:日本人2名のほか、中国、韓国、イギリス、フランス、ドイツ、モンゴル出身の留学生です。
編集部I:留学生の皆さんはどのくらい学寮にいらっしゃるのですか?
阪上さん:半年間あるいは1年間だと思います。国によって違いますね。ドイツ人は半年が多かったり、フランスとかイギリスの方は1年の方が多かったりするように思います。
編集部I:受験生や阪大生にGV津雲台の魅力を伝えるとしたら、他にどんなことがありますか?
阪上さん:とにかく綺麗っていうことですね!あとは周りの環境が平和というか閑静なところがおすすめです。「石橋(豊中キャンパス付近)とかに比べると落ち着いた雰囲気かな・・・(笑)」
編集部I:今、中庭で小さいお子さんが歩いていますけど、こちらにお住いの教職員のお子さんですか?
中庭を望む明るい廊下
阪上さん:おそらくそうですね。寮って言っても、教職員のご家族の方もいらっしゃるし、学生寮というよりはひとつの街みたいな感じです。
編集部I:最後に、寮生活で一番のエピソードがあればお聞かせください。
阪上さん:この学寮で一生の留学生の友達ができたことですね。今でもしょっちゅう遊びに行ったり、食事に行ったりしています。留学生の話ですが、ここで仲良くなった人たちがGV津雲台退室後も別のところで一緒に住んでいるようです。この寮で生まれた人と人のつながりは強いなと思います。
編集部I:強い絆が生まれる素敵な住空間ですね。お話をお聞きして、グローバルな環境を通じて人と人とのインタラクションが芽生える新しいハウジング施設であることが実感できました。本日は本当にありがとうございました。
GV津雲台の詳細はこちらからもご覧いただけます。
公式ウェブの学寮紹介のページはこちら
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まちかねっ!編集部