

HaCC(キャンパスライフ健康支援・相談センター)コンシェルジュのひつじぃと申します。
阪大生のこころとからだのお困りごとについて、HaCCの先生方と橋渡しをさせていただき解決のお手伝いをさせていただいております。
早速ですが、お手紙が届いているようです。文学部の学生さんからですね・・・
Q.
今度学生健診を受診することになりました。健診の時の尿検査は早朝尿で持参するように言われていますが、なぜですか? 早朝尿を持参するのは結構面倒なのですが。。。。 また徹夜明けの尿でもいいのかわかりません。あと、ビタミン剤を飲んでいるのですが、健診前はやめた方がいいですか?
A.

ぜひ、このひつじぃにお手伝いさせてくださいませ・・・

新澤先生こんにちは、ひつじぃでございます。学生さんから質問が届いていますのでお伺いに参りました・・・




まずは尿蛋白から見た理由ですが、尿蛋白陽性(蛋白尿)は腎臓が血液を濾過する際に負荷がかかり蛋白が漏れていることが原因であり、蛋白尿がつづくと腎機能が悪くなっていきます。ただ蛋白尿の原因に、寝ていたり、安静にすると尿蛋白が出ないですが、立ったり座ったりするだけで尿蛋白が出る「体位性蛋白尿(起立性蛋白尿)」や、姿勢だけでなく、激しい運動、ストレス、過労、発熱などのあとに一時的に出る「運動性尿蛋白」もあります。どちらも腎機能は悪化しないのですが、小児~青年期ではこれら体位性蛋白尿(起立性蛋白尿)・運動性尿蛋白の頻度が高いので、病的な蛋白尿の診断のためにも除外すべきであり、早朝尿の持参が必要となります。









新澤先生、ありがとうございました。
今年も、4月8日(月)から学生健康診断が始まりますね。
HaCCのHPに健康診断案内ページがありますので、必ず確認してお越しください。
ピーポールは、各学部・研究科の学生担当係、保健管理部門窓口に置いてありますので、取りに来てくださいね。
ピーポールは、各学部・研究科の学生担当係、保健管理部門窓口に置いてありますので、取りに来てくださいね。
「HaCCコンシェルジュひつじぃシリーズ」は今後もマイハンダイアプリで配信してまいりますので、よろしくお願いいたします。