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発車します!阪大での新生活は再履バスをご活用ください。再履バス同好会作成の「阪大用語集」を新入生の皆さまに

2024.04.01
 祝入学スペシャル
あかでみっく-らいてぃんぐ - んきん
あかでみっく-らいてぃんぐ【アカデミックライティング】大学で求められる学術的な文章を書くこと。「○○につい て、4000字でレポートを書きなさい」とか、「テキストの△章の内容を発表できるようA4用紙で4~5枚くらいにまとめたレジュメを作りなさい」といった課題がでると、多くの新入生が「字数が埋まらない!」、「そんなに書くこと無い!」、「どう書けばいいねん!」と嘆くことになる。全学教育推進機構発行の『阪大生のためのアカデミック・ライティング入門』が助けになる。
あくてぃぶ-らーにんぐ【アクティブラーニング】学修者の積極的な授業への参加を促す授業や学習法の総称のこと。グループ・ディスカッション、ディベート、グループワーク、発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習などが含まれる。→学問への扉
いか-はん【イカ阪】「いかにも阪大生」の略。チェックシャツをズボンにイン、黒縁メガネにリュックサック、その出立は阪大生の典型として語られている。11の学部と15の研究科それぞれに個性豊かな阪大生がいるため、服装でアイデンティティーを固定せず、好きな服を好きなように着れば良いと思う。
いぐちどう【井口堂】阪急バスの停留所。石橋北口停留所のすぐそばにあり、実質石橋である。箕面キャンパスの近くの新船場北橋からバスに乗ると、ここで降ろされる。
いけ【池】阪大の各所に存在する水たまり。豊中・吹田キャンパスに存在する。豊中キャンパスは池が豊富で「中山池」「待兼池」「乳母谷池」の3つが存在している。中山池は水質がよくなく、渇水時には悪臭が漂ってくるほどであるにもかかわらず遊泳する人が後を絶たない。(警察沙汰になるので決して泳いではいけない。)待兼池にはいい感じのウッドデッキがあり、新歓期にはよくBBQ会場として利用されている。そして最近はなぜか鴨が異常に多い。お昼休みに鴨を眺めながらチル(chill)してみては。
いしばし【石橋】古い歴史のあるまちである。象徴的存在であるいしばし商店街は阪大生との交流が盛んでよく共同でイベントを開催している。商店街の中はもちろん駅周辺にも飲食店が多く、昼も夜も賑わいを見せる。飲み会の時は西口のローソン前で集合。
いしばし-はんだいまえ【石橋阪大前】豊中キャンパスの最寄り駅の一つ。阪急電鉄の開業当初からある由緒正しい駅である。2019年までは「石橋」であった。周辺には踏切があり、朝急行に乗ってくると1分後ろに各停が迫っていることもあり、横断できずにひっかかると授業ギリギリになることも多い。(※危険なので無理な横断はやめましょう。また箕面線の方の踏切は通る電車が少ないので、東口から出ることをおすすめする。)ちなみにあまり阪大「前」ではない。
いち-げん【一限】 朝一番の授業。8:50~10:20。この時間の授業に寝坊することが当たり前になってはいけない。
いちょう【銀杏】阪大の各所に植えてある木。葉は阪大のロゴマークにもなっている。秋になると実とともに葉が大量に落ちてくる。2枚重ねて東大のロゴを作る人が後を絶たない。
いちょう-さい【いちょう祭】大阪大学の創立記念日(5月1日)を祝し、全学をあげて新入生を歓迎するとともに、教職員・学生の親睦及び地域との連携を図ることを目的に毎年開催している行事。模擬店やダンスパフォーマンスなど非常に盛り上がって楽しい。豊中・吹田の両キャンパスで開催され、無料の連絡バスも運行される。
いっ-かいせい【1回生】学部一年生のこと。ちなみに「回生」呼びは関西特有のもの。また、学士を意味するBachelorから取ってB1(びーいち)と呼ばれることもある。大学院博士前期課程(修士課程)はMasterからM1(えむいち)、博士後期課程はDoctorからD1(でぃーいち)と呼ばれる。BとDの聞き間違い事故はご愛嬌。
いっぱん-きょうよう/ぱん-きょう【一般教養/般教】学部に依らずに受ける授業。大阪大学では全学共通教育科目という名称。細かい下位区分があり、それぞれ必要な単位数が異なり、さらに学部による違いもあるため学生便覧をしっかり見よう!
いーらーにんぐ【eラーニング】一回生の後期から始まるオンラインでの英語課題。これを残して放置しておくと最後の最後で痛い目に遭う。TOEFLで一定の点数以上の点を取ると免除されるが普通にハードルが高い。中には十数回再履修している人もいるらしい。
いーら【eら】eラーニングの略称。eラでeラeラ(イライラ)することは多い。
いんかれ【インカレ】インターカレッジサークルの略。他大学の学生も参加できるサークルのこと。
いん-しん【院進】大学院へ進学すること。「入院」と呼ばれることもある。
えこーさんろくぜろ【Echo360】講義のリアルタイム/オンデマンド配信サービス。倍速にすることが可能であるほか、全体の視聴の分布が見られる。CLEからリンクが消えても、科目名をクリックすると過去の動画を見られる場合がある。ちょっとした裏技。読み方は編者が勝手に思っているだけで違うかもしれない。
えむ-える-いー【MLE】Osaka University Multilingual Expert Program(大阪大学マルチリンガル・エキスパート養成プログラム)の略称。多くの学部を有する大阪大学ならではの制度である。例えば、外国語学部に所属しながら、法学部や人間科学部などの他学部の授業を受講できるプログラムである。キャンパス間の往来がやや不便ではあるが、それ以上に学べることがたくさんあり、とてもおすすめの制度である。キャンパス間の移動には再履バスをご利用ください。
おう-てん【横転】非常に驚いた際に用いる語。漫画とかでひっくり返ってる表現あるじゃないですか。あれです。
おうり-ばずーか【応理バズーカ】製図の実習で使用する、図面を入れる黒色の筒のこと。工学部応用理工学科には製図の実習があることと、見た目がバズーカであることからこう呼ばれている。
おおさか-こうりつ-だいがく【大阪公立大学】大阪府立大学と大阪市立大学が合併して誕生した。「公」の字から「ハム大」と呼ぶ大学関係者も多い。24年頭には、27年度から秋入学を基本としていきたいとの方針を発表した。噂によると阪大を超える存在になりたいらしい。負けへんで。
おおさか-だいがく【大阪大学】略称は「阪大」。Osaka UniversityでありThe University of Osakaである。実は学部学生が国立大学で最多(1万4986人、2023年5月1日時点)。関西圏以外での認知度が課題で「さかだい」と読まれることを気にしている。世間では影が薄いと言われたり言われなかったりしているが学術界への貢献は大きい。(実際、論文を探しているとよく目にすることになる。)
おおさ-かだい-が-く【多さ課題が苦】「大阪大学」のぎなた読み。大阪大学はしばしば課題が多いといわれ(裏付けるデータはない)この名が付いた。自由時間の多い大学生活を想像していた学生は大量の課題に追われ初めて現実を知ることになる。
おおさか-だいがく-こうきょうがくだん【大阪大学交響楽団】略称は阪大オケ、OUSO(Osaka University Symphony Orchestra,おうそ)。大阪大学内最大の課外活動団体。年2回の定期演奏会を中心に活動している。入学式ではエルガー作曲「威風堂々」を演奏していた。去年この用語集を編纂していた団体。豊中キャンパスでバスのバック誘導をしている整理員さんも数年前演奏を聴きに行ったことがあるらしい。
おおさか-だいがく-とうきょう-おふぃす【大阪大学東京オフィス】世界屈指の研究型総合大学への発展に向け、首都圏における活動拠点として「大阪大学東京オフィス」が霞が関に存在している。本学教職員(元教職員を含む)、本学学生、本学卒業生ほか関係者が利用できる。開館時間は平日9:30-17:30。
おおさか-ものれーる【大阪モノレール】大阪空港~万博記念公園~門真市、万博記念公園~彩都西を繋ぐモノレール。豊中キャンパスと吹田キャンパスはモノレールで行き来できる。千里中央駅で下車すれば、箕面キャンパスにもアクセス可。運賃はお高めだがJRを除く各鉄道路線と連絡しており、利便性は高い。モノレールにも乗れーる。
おーぱす【O+PUS】学食や学内のバス停などにある大型モニターのこと。イベントの案内や様々な注意喚起、実験被験者アルバイトの案内など放映される情報は多岐にわたる。機材はパナソニック株式会社からの寄付。実はガイドラインを満たせば学生も放映できる。最近は節電で消えていることもある。
おーぷん‐えでゅけーしょん【Open Education】大阪大学では未来を切り開く「知の探検者」を育成するために、大学と社会のもつ教育力を交差させ、産官のみならず広く市民社会と協奏し、公共性を備えた知を生み出す施策が豊富である。→学問への扉(マチカネゼミ)、マルチリンガル教育センタ―
おがた-こうあん【緒方洪庵】大阪大学の原点である適塾を開設した蘭学者・医者。履修登録や成績確認を行う学務情報システムのKOANはもちろん彼の名前が由来。→適塾KOAN
おくら-すごもり-たまご【オクラ巣ごもり玉子】大学生協食堂で販売されているメニュー。その名の通りオクラに温泉卵が乗っている。そのおいしさは多くの阪大生を魅了し、かつては「阪大巣ごもりたまご同好会」まであった。うまくて安い(99円)。少し醤油を垂らすのがおすすめ。
おのはら【小野原】吹田キャンパスの北側に広がる地域。吹田キャンパスに通う学生の多くが下宿している。ちなみに箕面市である。とても良い地域だが、徒歩だと駅(北千里・豊川)が遠いのが難点。(自転車やバスを併用しよう。)前はミスドやケンタッキーが食べ放題を実施するなど、チェーン店の実験的役割を担う店舗も多く、大食いにとっては嬉しかったが、最近相次いで廃止されてしまった。
おふぃす-あわー【オフィスアワー】授業に関することや勉強方法について教員と自由に話せる時間帯のこと。シラバスに時間帯が掲載されていることが多いが、実際に相談に行くときは事前にきちんとアポを取ろう。
おんきん【音禁】音出し禁止の略。学内で試験等が実施されるときに課外活動団体は楽器による音出しが禁止となる。読み方はおときん派もいる。
がい-ご - げき
がい-ご【外語】大阪大学外国語学部の略称。
がいこくがく-としょかん【外国学図書館】箕面新キャンパスと共に新設された外国語学部図書館。併設された箕面市立図書館は貸出券を作れば本を借りられる。集中できる自習スペースは座席数も多く、コンセントも完備。子どもの声が気になる人は4階がおすすめ。隣には箕面市立文化芸能劇場という立派なホールもある。
かいとくどう【懐徳堂】江戸時代に大坂の商人らによって創設された学問所で、適塾とともに大阪大学の精神的源流である。この懐徳堂の膨大な資料は大阪大学文学部設立の際に寄贈され、研究活動に生かされている。同じ名前を冠している「21世紀懐徳堂」は、阪大の研究と教育の成果を社会に還元する活動を行っている。→適塾
がく-さい【学祭】大阪大学の創立記念日に行う『いちょう祭』(5月)と『まちかね祭』(11月)の2つがある。サークル参加するもよし、一般参加で食べ歩きをするもよし!ちなみに箕面キャンパスでは『夏まつり』という外大由来の学祭が7月に開催されているほか、『人科祭』や『中之島祭』など学部独自の小規模なイベントもある。
がく-しょく【学食】学生食堂の略。栄養バランスの取れた美味しいご飯にありつける。豊中キャンパスには多くの食堂があり、通称で言うと「館下」「らふぉれ」「三食」「リブレ」「カフェ坂」「かさね」「カルチエ」などがある。生協の学食は最近値上げが多く、「お財布にやさしくなってほしい」というのが切実な願い。→天麻
がく-せい【学生】大学などの高等教育機関で学ぶ者のこと。だから皆さんはもう学生です。生徒ではありません。言い間違い厳禁!
がくせい-か【学生歌】入学式や卒業式などでおなじみの歌。「校歌」ではないので大学ホームページには載っていない。たぶん合唱部の人しか覚えていない。
がくせい-かいかん【学生会館】学生交流棟と豊中福利会館(生協の売店などが入っている建物)の間、そして明道館の向かい側にある建物のこと。ここでもサークル活動が盛んに行われている。略称は学館。楽器を演奏するサークルが多く賑やか。→明道館サークル
がくせい-しょう【学生証】大阪大学の学生であることを証明するカード。表に顔写真と学生情報、裏に磁気ストライプと各キャンパスの連絡先が記載されている。学生は常に携帯することになっている。阪大の学生証は非接触のICカードではないのでタッチはできない。また磁気情報は抜けやすく、図書館や研究棟に入れなくなることが多々ある。磁気が抜けたときは学生センターに行こう。(あと印字されているバーコードはほぼ使わない。)
がくせい-せんたー【学生センター】奨学金申請や学生証の再発行、立て看板を学内設置するための申請などを行うところ。吹田・豊中・箕面それぞれに設置されている。豊中キャンパスの学生センターは学生交流棟の二階にある。いつもお世話になっております。
がくない-れんらく-ばす【学内連絡バス】再履バスの正式名称。バスに書いてある「学舎間連絡バス」は正式ではないらしい(同好会調べ)。→再履バス
がくもん-への-とびら/がく-どあ【学問への扉/学ドア】全学共通教育科目の必修科目の一つ。公式の愛称は「マチカネゼミ」だが、「学ドア」と呼ばれることも。少人数で、且つ他学部・他分野の学生と共に幅広く自由なテーマの授業を受けることが出来る。この授業がキッカケで生まれたサークルもあるらしい。他学部の学問に触れることができる貴重な機会なので有効に活用すべし!→般教
がくわり-しょう【学割証】片道101キロ(営業キロ)以上JRを利用する際に提示して乗車券を窓口で購入すると運賃が2割引される魔法の証明書。学生センターや全学共通教育棟の教務係前にある発券機から発券できる。近鉄でも101km以上だと使える。
かりきゅらむ【カリキュラム】教育課程のこと。各学部にはそれぞれの教育目標を達成するために教育課程に対する基本的な考え方(カリキュラム・ポリシー)が定められているので、一度は確認しておきたい。
かるちえ【カルチエ】豊中キャンパスにあるカフェ兼自習スペース。「ラテン語を話す(教養のある)学生が集まる地区」を示すパリの地名「カルチエ・ラタン」が由来で、鷲田元総長が命名したそう(出典:全学教育推進機構)。ランチタイムにはパンケーキや生パスタ、焼きたてパンを食べられる。それ以外の時間も声出し可能な自習スペースとして利用できる。グループワークや外国語のオンライン授業に便利。実は許可を取ればチラシを置いたりポスターを貼ったりできる。
がんがまはる【ガンガマハル】石橋にあるインドカレー屋。ガンガとも呼ばれる。知り合いに会わない日はない阪大生の胃袋。ナンが食べ放題だが食べすぎには注意。
きせい【帰省】下宿生が実家に帰ること。移動手段で格差を感じる時もある。中には1限に間に合うギリギリの時間に大阪に帰ってくる人もいる。お土産を買って大阪に戻ってくると人気者になれるかもしれない。
きたおおさか-きゅうこう【北大阪急行】大阪メトロ御堂筋線と相互直通運転をしている鉄道会社。(大阪メトロとは別会社なので注意。)略称「北急」。2023年3月23日にようやく千里中央駅から箕面萱野駅まで延伸開業し、「箕面船場阪大前駅」が誕生した。開業ポスターを大学に送ってくださったり学祭を見に来てくださったりする優しい会社。ちなみに急行列車は運行していない。
きゃんぱすらいふ-けんこう-しえん-そうだん-せんたー【キャンパスライフ健康支援・相談センター】各キャンパスに存在する、学生や教職員のこころとからだのサポートを行う施設。悩んだり、誰かに話を聞いてほしくなったら気軽にいってみよう。もちろん具合が悪くなったときもここに行こう。
きゅう-いごう-かん【旧イ号館】大阪大学会館の別称。一見新しく見える桃色の建物だが、実は阪大建築物の中で最も古く、2004年には国の有形文化財建造物に登録されている。館内にはホールや講堂、スタジオなどがあり、シンポジウムや講演会で主に使用されている。分かりにくいが大改修がなされており、気密性を高めるなどした結果非常に省エネな建物となっている。大学祭の総会で使われることが多い。
きゅうこう【休講】担当教員や大学の事情で授業が休みになること。KOANの掲示板で連絡が来たり、教員から事前に伝えられていたり、直前にメールが届いたり、授業によってその連絡手段は様々。授業があると思って教室に入ったら誰もいなかった、なんてことにならないよう普段から連絡事項には目を光らせておこう。ちなみに速攻で休講が決まることを「快速休講」というとかいわないとか。
きょうかしょ【教科書】授業で使う教材の一つ。高校までとは違い、大学では授業ごとに教員によって指定され、教科書が無い授業もある。履修する授業のシラバスに表記があるのできちんと確認しよう。先輩から譲ってもらえることもあるが、版が違って結局使えなかった…ということもあるので要注意。
きょうじゅ【教授】大学教員の役職の一つ。大学の教員全員が教授ではない。准教授、講師、助教など多様な職階が存在する。そのため「~先生」または「~さん」と呼ぶのが無難。教授になるまでには長く険しい道がある。
きょうしょく【教職】大阪大学では中学校教諭・高等学校教諭・養護教諭の教員免許を取得することができる。多くの科目が5、6時間目か土曜日に開講されているため、受講している学生はかなり忙しくなる。
きょうつうとう【共通棟】主に全学教育推進機構A・B・C棟、総合棟のこと。B-C棟の間には連絡通路(通称B2C)が各階にあるが、A-C棟の間には無い。
きょうつうとう-けんきゅうかい【共通棟研究会】共通棟に住まう謎の有志団体。空き教室の一覧表を作ったり、共通棟の歴史を研究したりしている。
きりん-じ【きりん寺】阪大生なら一度は食べたことがある油そば屋さん。豊中キャンパス阪大坂下にあり、学生価格でリーズナブルに食べられる。ここで油そばを食べることを「給油」という。
きる【切る】授業をサボること。ドヤ顔で「授業切ったったわ~」と言いがち。学生の必殺技だが自滅の刃にならないよう注意。
くじらや【くじらや】吹田キャンパス、阪大本部前のバス停近くにある学食。生協カードは使えず現金支払い。ボリュームが多く、カレーや日替わり定食が人気である。
ぐろ-こも【グロコモ】豊中総合図書館内のグローバルコモンズの略称。自習に最適。某グラタンコロッケバーガーではない。
げしゅく【下宿】地元を離れ大学の近くに住むこと。阪大生は日本各地・世界各地から入学しているので下宿生が多い。学部によっては学年が上がるとキャンパス移動があるため、途中で引っ越す者もいる。下宿をするともちろん炊事掃除洗濯全て自分で行わなければならない。親のありがたさを知る。
けんきゅう-しつ【研究室】入るタイミングは学部によって様々だが、主に学生生活の後半戦を過ごす場所のことを指す。修士課程や博士課程の学生、教員からの指導を受けながら学び、卒業論文や卒業研究に勤しむ。→ゼミ
けんもん【検問】石橋側から阪大坂を登ると見えてくる、車止めと警備員詰め所のある場所のこと。別名「逢坂の関」。自転車の通行や危険運転を監視している。ここは阪大関係者に限り朝7時から夜20時まで自転車は原則通行禁止である。かつては池沿いの道なき道を行くことで「関所破り」ができたが、大学に見つかってしまい現在は異様に大きな金属製の門で封じられている。自転車を乗り付けたい人は正門に回ろう。
こうにん-か【公認化】発足させたサークルを公認団体にすること。もちろん大学内では自由に部活動・サークルを発足できるが、「公認団体」になるには学生センターにていろいろと手続きをする必要がある。新規の認定難易度は高く、予算不足で部費や部室がもらえないことも多い。→部活動サークル学生センター
こうにん-だんたい【公認団体】公に存在を認められた団体。大学公認団体と学部公認団体がある。非公認団体の羨望の的。
こーあん【KOAN】履修登録や成績を確認するときなどに使うウェブ上のシステム。名称は「緒方洪庵」にちなんでいるが、Knowledge of Osaka university Academic Nucleusの略でもあることはあまり知られていない。決して「公安」ではない。掲示板にはしばしば無関係なメッセージも投稿されチェックが大変だが、重要な情報がサラッと載せられていることもあるので頻繁にチェックしよう。→履修登録CLE緒方洪庵
ごげき/ごげきさい【語劇/語劇祭】大阪外国語大学時代から続く伝統ある行事。毎年12月頃に箕面キャンパスで開催される。外国語学部の各専攻語の学生によることば、物語、衣装、音楽に思いをのせた圧巻のパフォーマンスが楽しめる。
ー-くる - つろん
さーくる【サークル】大学生活の醍醐味の一つ。公認サークルと非公認サークルがあり、活動内容も多種多様である。X(旧:Twitter)などのSNSにアカウントを持つサークルがほとんどなので、そこから情報収集するのも良いし、合う団体がなければ自分で作るという手もある。ただし、カルト団体には要注意。→部活動公認化公認団体マイナーサークル
さーくる-おりえんてーしょん/さーおり【サークルオリエンテーション/サーオリ】新入生向けに開催される課外活動オリエンテーションのこと。大阪大学の部活やサークルが一堂に会してそれぞれ紹介する。それぞれのサークルの人に直接話を聞けるチャンス。大量のチラシを受け取ることになるので袋を持っていった方がいい。たまに優しい団体がクリアファイルを配っていたりする。→部活動サークル
さいばー-めでぃあ-センター【サイバーメディアセンター】豊中キャンパスと吹田キャンパスに存在する研究施設。CMCとも呼ばれる。大学の情報教育・情報研究を支えている。学生にはパソコンルームと認識されていることが多く、授業がないときは大学のIDでパソコンが利用可能である。ちなみに豊中キャンパスのCMCは東側が元々池だった場所に建っている影響で地盤が緩いためか、2018年の地震で数センチ沈下した。
さいり/さいりしゅう【再履/再履修】 単位を落とした科目をもう一度履修すること。下級生と同じクラスで授業を受けることになるのでつらい。特にキャンパス移動のある学部の人は、豊中で再履をするとなるとキャンパス移動が必要となるので、豊中キャンパスで単位を落とさないようにしよう。
さいり-ばす【再履バス】3キャンパスを結ぶ無料の学内連絡バスのこと。共通教育科目の再履修生も使うことからこの名称が使われている。かつては「留年バス」とも呼ばれていたらしい。時間によっては混雑が激しいことから「奴隷船」と呼ばれることも……。再履バスの歴史は意外に古く1970年代にまでさかのぼり、80年代末に一度廃止されたものの岸本忠三元総長が学生の強い要望に耳を傾けたことで1998年4月13日に運行を再開し、現在に至っている。最近一部の再履バスが電気バスへと移行しており、さらにスタイリッシュになっている。ご利用の際は奥まで詰めてご乗車ください。
さか-した【坂下】阪大坂をくだった先にある交差点周辺のことを指す。交差点名は「石橋阪大下」で、坂の「さ」すらない。歩行者用信号の時間が短く、朝の登校時間は歩行者や自転車で大混雑する。最近は阪大生を誘導する職員まで配備された。スクランブル交差点でないので斜め横断は禁止である。→阪大坂
さか-だい【阪大】禁句。関東では「阪大」を「はんだい」と読んでもらえないことを大学は結構気にしているらしい。
さばおち【鯖落ち】一般に、サーバーがアクセス集中などに耐えきれず機能不全に陥ること。阪大では学期末に行われる成績開示において学内サーバーへのアクセスが集中し、最初の1時間ほど繋がりにくくなることが恒例行事となっている。時間をおいてから再度アクセスしてください。
さん‐さん‐よん【334】2005年のプロ野球日本シリーズ「阪神タイガースVS千葉ロッテマリーンズ」における4試合の合計得点スコア。ロッテが33点で阪神が4点だった。Twitter(現X)では334Rankerというものが存在しているらしく、単に午前3時34分に「334」とつぶやいた者たちがタイムを競い合い、3時34分に近い者から順位が付けられるという謎の儀式が行われる。なぜかよくわからないが、阪大生や教職員も多く参加しているらしい。
しー-える-いー【CLE】Collaboration and Learning Environmentの略。KOANからもアクセス可能な授業支援システム。主に履修している授業の資料をダウンロードしたり、課題を提出したりするのに使用する。読み方は「くれ」ではない。(単位くれ。)→KOAN
じたく‐せい【自宅生】実家から大学に通っている学生のこと。中には片道2時間以上かけて通学している学生もいる。家に帰れば美味しいごはんがあることに感謝感謝。
じー-ぴー-えー【GPA】Grade Point Averageの略称。高校でいう成績評定に相当するもの。留学や奨学金の申請時に求められる場合もある。成績のF(落単)の数を増やさないためにも無理の無い履修計画を。セメスター開始後一定期間内であれば履修取り消しを行えるので、戦略的撤退をするのもアリ。名称に慣れていない教員を中心に時折GPSやらGPDやら言い間違えが観察される。
しゅっけつ-かくにん-かーど【出欠確認カード】共通教育科目など阪大で開講されている多くの授業で使用される出欠確認のためのカード。名前、学籍番号、所属のみを記入する場合と授業の感想や質問を記入する場合の2種類に分かれることが多い。授業に出欠することは大事だけど、代わりに友達の分の出欠確認カードを記入するといった代筆行為は教員と学生にとって良いことが何もないのでやめようね。
しどう-きょういん【指導教員】卒業論文や卒業研究の指導を行う先生のことを指す。頭が上がらない。→研究室ゼミ
しばはら-はんだいまえ【柴原阪大前】豊中キャンパス最寄りのモノレール駅。理学部や基礎工学部へのアクセスが良い。柴原口からキャンパスに入ると阪大坂を登らなくて良いため、比較的楽。ちなみに大阪モノレールの計画段階では「阪大前」という名前だった。正直、あまり「前」ではない。
しゅうろん【修論】「修士論文」の略。修士課程の人が卒業前に提出する。執筆やその後の諮問で地獄を見ることが多い。
しらばす【シラバス】大学におけるすべての授業の詳細が記載されている。履修登録の際はこれを参照しながら授業を選ぶべし。シラバスから授業の雰囲気や成績評価の如何はだいたい想像がつく。KOANから確認できる。→KOAN
しん-かん【新歓】新入生歓迎活動の略称。特に4月や11月(まちかね祭)に、部活やサークルは新しい戦力を期待して力を入れ活動を行う。見学するだけでご飯にありつけるところもあるとかないとか。いろいろ見て回るのも楽しい。→部活動サークルサーオリ
すい-きゃん【吹キャン】「吹田キャンパス」の略称。大学本部もここにある。二回生以上の工学部、医学部、歯学部、薬学部、人間科学部の学生が通う。約100万㎡。甲子園球場の28個分。とにかく広く、慣れないうちはほぼ確実に迷子になるので要注意。キャンパス内移動用にCogooというレンタサイクルもある。太陽の塔は近くに見えるが、歩くと意外と遠い。
すいた-こうぎょう-だいがく【吹田工業大学】「吹田キャンパス」のこと。工学部生が多く、豊中・箕面キャンパスとはすこし雰囲気が違うことから。なお医歯薬もかなりの面積を占めているため、名は体を表さない。
ずのう-ぐみ【頭脳グミ】阪大とUHA味覚糖が共同開発したグミ。残念ながら現在は終売している。全国で約87.5万袋を販売。レパートリーはコンセントレイトグレープ味とイノベーティブアップル味の2種類で、噛みごたえのあるハードな食感が特徴だった。噛むことが集中力UPに繋がるらしく、勉強や研究のお供に、と謳われていた。パッケージには我らがアイドル・ワニ博士の姿が。験担ぎを兼ねて常備する受験生もいた。
せいきょう-でんし-まねー【生協電子マネー】生協食堂や売店で使用できる電子マネー。スマホアプリになっていて、画面に表示されたバーコードを読み取ってもらい決済する。チャージは現金の他クレジットカードでも可能。ICカード時代のカードはまだ使える。
せかい‐どけい【世界時計】箕面キャンパスのシンボル。キャンパス移転で今は少し目立ちにくい場所に……。ちなみに見方はみんな分からない。
せがわ【瀬川】豊中キャンパス北側の地域。あまりのキャンパスからの近さからこの地域の下宿生の家は阪大生の溜まり場になりやすい。
せきぶん-さーくる/せき‐さー【積分サークル/積サー】大阪大学の学生で構成されるグループ。もはや知らぬ者はいない。たまに学内で見かけると同じ学生だったんだなと実感する。
ぜっき【絶起】「絶望の起床」のこと。起きたときには授業が終わっているなんてことも… …。「寝坊」に近いが、寝る前に「これ明日起きられないな」と思って案の定寝坊した場合など「起床時に絶望感がない場合」は絶起に相当しないという指摘が有識者からなされている。
ぜみ【ゼミ】それぞれの学部の研究室や講座のこと。教員の名前を付けて「〇〇ゼミ」と呼ぶことが多い。ゼミによって雰囲気は異なるので、ゼミ選びは慎重に。→研究室、指導教員
せめすたー【セメスター】春、夏、秋、冬の四つの学期(ターム)が存在するが、そのうち春〜夏、秋〜冬の二つの学期にまたがった学期を指す。一年春〜夏学期を「一セメ(いっせめ)」、秋〜冬を「二セメ」と呼ぶこともある。→ターム制
ぜんがく-きょういく-すいしん-きこう【全学教育推進機構】1年生が基盤教養や第二外国語等の授業を受ける建物。A棟、B棟、C棟、総合棟、実験棟等がある。全学と略される。
せんり-ちゅうおう/せんちゅう【千里中央/千中】3キャンパスのちょうど中心にある便利な街。モノレールにも地下鉄にもバスにも乗れる、北摂随一の交通の要所。意外となんでもある。千里中央マスターになると大学生活の質が向上する。
そうごう-としょかん【総合図書館】豊中キャンパスにある図書館。その名の通り、文系から理系まで幅広いジャンルの本が蔵書されている。閲覧席も数が多く、特にB棟C棟は専ら閲覧席のためにある。建物が多少複雑な構造をしているのは建て増しを繰り返したためで、A棟が一番新しい。総合図書館の下には阪大で最も利用されている学食があり、「館下(かんした)」と呼ばれている。→学食
そうごう-はくぶつかん【総合博物館】正式名称は大阪大学総合学術博物館。常設展示では幅広く大阪大学・待兼山の研究が紹介され、阪大について深く知ることが出来る。企画展示も毎回魅力的な内容。入館は阪大内外問わず無料。カフェが併設されていて、阪大関連の書籍も多数置いてある。アイスカフェラテがとても美味しい。入口すぐのマチカネワニ・レプリカは必見。→マチカネワニ
そつろん【卒論】卒業論文の略。提出しなければ卒業が出来ない学部も多し、そもそも存在しない学部もある。毎年留年者が大量に生まれているという噂もある。
いこう-の-もり - よなかきゃんぱす
だいこう-の-もり【大高の森】豊中キャンパスの正門脇に存在する。夏にはカブトムシやクワガタ等の昆虫採集も楽しめる。大阪帝国大学と統合されて大阪大学となった旧制大阪高等学校が名前の由来。おおたかの森ではない。
たげんご-かふぇ【多言語カフェ】全学教育推進機構が運営する、外国語交流のイベント。英語、中国語、朝鮮語、スペイン語、フランス語、ドイツ語がある。留学生が参加して司会や企画をしてくれる。コロナウイルスの感染状況によってオンラインと対面が切り替わるが、同じ言語を勉強する人と出会えるいい機会。初心者でも勇気を出して参加するのがいいとされる。継続は力なり、続ければ絶対外国語の会話能力が向上します。
たーむ-せい【ターム制】四学期制のこと。大阪大学では平成29年度より四学期制を導入している。科目によって開講時期が、春学期・夏学期・秋学期・冬学期・春〜夏学期・秋〜冬学期の六種類ある。このうち、春・夏・秋・冬学期の四つに開講される科目を「ターム科目」、春〜夏学期・秋〜冬学期に開講される科目を「セメスター科目」という。→セメスター
たんい【単位】大学を卒業するために必要なもの。学部によってその数や内容が異なるので自分の学部の便覧をきちんと確認しよう。大阪大学は単位取得の難易度が高く、単位たちは深く大阪湾に沈められたり、地中深くに埋められていると揶揄されることも多いが真偽の程やいかに……。
たんい-がちゃ【単位ガチャ】一昨年突如出現した阪大グッズ期待の新星。生協コンビニ等で販売中。シークレットが1番おもんない。そこだけは大阪の恥。持っていないと落単します。全部揃えることが一つのステータスになります。
たんい-ぱん【単位パン】大学生協が学期末に販売することがある(※しないこともある)パン。円形のパンに「単位」と焼き印が押してある。「単位を金で買う」というアブナイ体験ができる貴重な機会。「単位落としちゃった」といってパンを落とす写真をSNSにアップするのはやめよう。ちなみに中身はカレーパンだったりクリームパンだったりあんパンだったり、年や大学によって異なる。
ちゃり-つう【チャリ通】自転車で通学すること。駐輪場は阪大坂下や大阪大学会館の裏など学内に点在している。豊中キャンパスは、正門からであれば自転車で入構できるが阪大坂(石橋口)からは禁止されているので要注意。学生の自転車マナーが問題になっており、怪我人も発生しているためよくKOANにお叱りのメッセージが掲載されている。また箕面キャンパスには大学駐輪場がなく駐輪が有料なので注意。→阪大坂坂下
ちゅーたー【チューター】留学生チューターを指すことが多い。留学生のレポート、論文の日本語添削などの補助的な支援をする学生のこと。給与が生じるれっきとしたアルバイトであるため、責任感をもってチューター業務に従事することが大事。一方で、留学生から学ぶことも多く(そっちのほうが多い気が……)お互いに学び合い、助け合う友達のような存在で、チュー友と呼んでいる人もいる。KOANの掲示やメールで募集されていることが多いので、ぜひ応募してみてね。
ついったー【Twitter】短文投稿型SNS。現X。阪大生の多くは早々とInstagramに移行するが、Twitterに残る人が毎年一定数存在している。ちなみに阪大生のTwitterは教員に見られていることが多い。(実話)
つい‐はい【ツイ廃】Twitterの利用頻度や依存度が高い人。大阪大学では学生だけでなく、教職員にも多い。
つけ-めん【つけ麵】かさねで食べられる。太麵と日替わりのスープ、味玉などクオリティが高いと評判。コロナの影響で4階食堂が閉まってから一時は幻となったが、復活した。生協さんありがとう。
てぃー-えー【TA】ティーチング・アシスタントの略。大学院生が主に務めていて、出席確認から質問対応までその仕事の幅は広い。「先生に質問したいけど…」という人は一度TAに声をかけてみると良いかもしれない。時給1200円。(一部1300円。ティーチング・フェローTFは1600円)<2024年2月29日時点>
でぃー-しん【D進】大学院博士後期課程に進学すること。結構キツいという声も散見されるが、専門性は将来間違いなく自分を助ける武器になるという声も。目指してみる価値あり。
てきじゅく【適塾】江戸時代後期に緒方洪庵が大阪・船場に開いた私塾。現在の建物は国の重要文化財に指定され、内部は当時の姿に復元され見学が可能。阪大生は学生証を提示すると無料で見学ができるので、ぜひ一度は足を運ぶべし。→緒方洪庵懐徳堂
てんしん-まあぼお-どん/てんま【天津麻婆丼/天麻】図書館下食堂(豊中)・三階食堂(豊中)・Dondon(吹田)で食べられる阪大生のソウルフード。ふわふわ卵の天津飯の上に麻婆豆腐がのった人気商品でお昼時には大行列ができる。注文の際に「天麻お願いします」と略称を言ってもバッチリ通る。カロリーは驚異の1200kcal越え。ここにマヨネーズを掛ける人もいるとか。回生が上がるにつれて完食のハードルも上がっていく。少し前に「豆腐の量が減った」と一皿あたりの豆腐の数量データを添えて食堂に抗議した学生がおり、生協さんからの返答とあわせてニュースになった。
とよ-そう【豊総】豊中総合学館の略。2008年1月竣工。当時は「文系総合研究棟」と呼ばれていた。大型の講義室と共に文学部、経済学部など様々な学部・研究科の研究室がある。授業前後は階段が混雑しがち。完成直後、使用者に体調不良が発生し一時使用中止となったため「シックハウス棟」の異名を取ったことは黒歴史。※現在は安全です。
とよ-そう-した【豊総下】豊中総合学館の下の部分。阪大生が休み時間や空きコマにここで勉強をしたりおしゃべりをしたりしている。冬季は風が強く吹くことが多く、かなり寒いにも関わらずここを利用する人もいる。ここで一夜を過ごした学生もいるとか。
とよなか-きゃんぱす/とよ-きゃん【豊中キャンパス/豊キャン】理学部・基礎工学部・法学部・経済学部・文学部があるキャンパス。ここを拠点としたサークルが多く、また交通の便のよさからこの周辺に住んでいる学生はかなり多い。ヴァチカン市国と同程度の面積。
かのしま - みさー
なかのしま【中之島】大阪帝国大学があった場所で、現在は大阪大学中之島センターがある2023年4月1日にはリニューアルオープンした!。他にも国立国際美術館や大阪市立科学館、中之島公園など、阪大生なら一度は行っておくべきスポットが目白押しである。→適塾懐徳堂
なつまつり【夏まつり】箕面キャンパスで毎年7月に開かれる学祭。運営団体は豊中キャンパスで開かれるいちょう祭やまちかね祭と異なる。旧大阪外大のときから続く伝統行事。箕面市民が多く来場する。
なみこう-ていえん【浪高庭園】豊中総合図書館の前にある庭園。大阪大学の前身である旧制浪速高等学校の創立五十周年を記念して1975年に築庭された。たまに本を読んでいる人がいる。この庭園以外にも、旧制浪速高等学校をうかがえる記念碑やステンドグラスなどがキャンパス内に設置されている。
にしお‐しょうじろう【西尾章治郎】我らが大阪大学現総長。一部の学生から妙な人気があり、なんだかんだで愛されている。学生の意見が大学運営にとっては大事だという考えから、2019年から学生と総長が自由に対話する場として対話会を開催している。
に-がい【二外】第二外国語の略。
のみさー【飲みサー】飲み会を主な活動としているサークル。サークル選びには気をつけよう。
さき - れいくあうと-るーむ
ば-さき【バ先】バイト先の略。
はち‐げん‐めっ!【はちげんめっ!】伊藤雄一教授と中村征樹教授による8限目の講義。毎回ゲストを招待してトークをしている。はなおでんがんチャンネルでお馴染みの伊藤雄一教授のチャンネルでアップされている。故にでんがん、ヨビノリたくみなどのYouTuberもゲストとして招かれている。ちなみに伊藤教授は2021年青山学院大学へ移籍。はなおでんがんは2023年3月に解散。
はなお‐でんがん【はなおでんがん】大阪大学基礎工学部出身のはなおとでんがんからなるYouTuber。2023年3月20日をもって解散した。「大阪大学と言えば…」で、必ず一番に名前が上がる(二番目はワニ博士)偉大な先輩方である。阪大生は他大生に「はなおでんがんに会ったことある?」と無限に聞かれることになる。まちかね祭に来る。はなおは最初イカ阪で売り出していたが、最近ではアパレルに手を出して「EDDEN ELLEN」と言うブランドを立ち上げた。
はむだい【ハム大】大阪公立大学の略称っぽいもの。 「公」の字を分解して読んだもの。
はらすめんと-そうだんしつ【ハラスメント相談室】 学内で発生した様々なハラスメントに対応する部署。各キャンパスに設置されている。「ハラスメントかな?」と思ったら迷わず相談しよう。
はんきゅう-ばす【阪急バス】大阪府北部を支配するバス会社。ベージュと青にトリコロールという塗装が特徴。学内連絡バス(再履バス)も阪急バスが運行している。大学周辺にも多数の路線を持ち、使いこなすことで雨の日の移動の自由度が格段に向上する。たまにおもしろい運転士さんがいる。
ばんきょう【盤教】全学共通教育科目 基盤教養科目のこと。ほとんど般教と同義で用いられるが、よくよく考えてみると意味が若干違うことに気づく。
はんだい【阪大】大阪大学の略称。大阪大とも。
はんだい-ざか【阪大坂】石橋阪大下の交差点と豊中キャンパスの石橋口を結ぶ坂のこと。阪大のトレードマークともいえる、高低差22mの急坂。ここを通りたくないという阪大生・大学教職員は少なくない。ちなみにHandai Walkerの調査によると最大傾斜は7°らしい。朝5時台には猫が集会を行っている様子が度々目撃されている。自転車・自動車は通行できないので注意。→坂下
はんだい-ない-ゆうびん-きょく【阪大内郵便局】豊中キャンパス内にある郵便局。ATMもある。集荷時間ギリギリにダッシュで駆け込む阪大生がたびたび目撃されている。とても便利。
びーしーゆー【BCU】CLEと連動したオンライン配信システム。zoomのように使用でき、これを用いて授業を行う講義も多い。また、録画を後から視聴することもできる。退出時にはシロフォンの効果音が鳴り、その音程は「ソファソ↓」(大阪大学交響楽団調べ)
ぴろてぃ【ピロティ】全学教育推進機構講義A棟B棟の間にあるスペース。掲示板が並んでおり、授業に関する連絡が貼ってあることもあるので要注目。ダンスサークルの練習場所になっている。ここの自販機のラインナップはかなり良い。
ふぁみーる【ファミール】吹田キャンパスの工学部エリアの食堂。工学部生の台所。吹き抜けが特徴の明るい学食。工学部はとにかく人数が多いので出口を挟んで反対側にも飲食スペースが設置されているが、昼休みは非常に混雑する。工学部には甘党がいないと思われているのか図書館下食堂などでよく見るケーキ類はほぼなく、デザートといえば大学芋かフルーツヨーグルトかかりんとう饅頭しかない。昔、かけうどんの大ファンだという学生がおり、かけうどんレギュラー化をめぐって「ひとことカード(生協への意見・要望を書く用紙)」を介した攻防が繰り広げられたことがあるらしい。
ぶ-かつどう【部活動】大阪大学には体育系の課外活動を総括する「大阪大学体育会」と文化系の課外活動を総括する「大阪大学文化会」があり、ここに所属しているものはいわゆる「公認団体」である。公認団体が「部活動」を称する……かと思いきや、「サークル」と称しているところもあり、その定義はかなり曖昧である。→サークル
ふぞく-としょかん【附属図書館】大学附属図書館。総合図書館(豊中)、外国学図書館(箕面)、理工学図書館(吹田)、生命科学図書館(吹田)がある。本を借りるだけではなく、レファレンス・デスク(研究や学習に使う文献について相談できる)やラーニング・サポーター(大学院生に学習相談をできる)など、様々なサポート体制が整えられている。各図書館の蔵書はネット上のOPACから取り寄せることができる。
ふっかる【フッ軽】フットワークが軽く、遊びや飲みに誘うとすぐに来てくれる人のこと。
ぶっち【ブッチ】予定を急かつ無断でキャンセルすること。授業ブッチ、部活・サークルブッチ、バイトブッチなどがある。ブッチを重ねると社会的信頼が低下するので極力しないようにしよう。「切る」と同義となるサボりによる「ブッチ」の他、寝坊による「寝ブッチ」も存在する。
ふる-たん【フル単】そのセメスターに履修登録した授業の単位を落とすことなくすべて取ること。立派!
ぶれいくあうと-るーむ【ブレイクアウトルーム】ZOOMの機能の一つ。知らない人だらけのルームでも挨拶をしておけば議論はできる。みんながミュートにしたままだと気まずい時間が流れることになる。
いなー-さーくる - のれーらー
まいなー-さーくる【マイナーサークル】変人の集まり。人があまり興味を持たないようなことを熱心に研究するなど、謎の活動をしていることが多い。ただし、単に誕生したばかりで人が少なくマイナーである、という場合もある。院進、留年率が高いのはここだけの話。毎年5月~6月ごろに「マイナーサークル合同説明会」なるイベントが開催されている。
まざい【魔剤】 いわゆるエナジードリンクのこと。各キャンパスには必ず一つはこれを売っている自販機がある。試験期間のゴミ箱はコーヒーとこれで溢れるのが大学の風物詩となっている。まさしく阪大生の血液であるが、飲み過ぎは深刻な結果を招くので注意が必要。
まちかね-くん【まちかねくん】 豊中市の公式キャラクターで、マチカネワニがモデルである。市内各所のマンホールや電柱にいる、ワニ博士と似て非なる存在。
まちかね-さい【まちかね祭】11月の初めに豊中キャンパスで開催される盛大なお祭り。部活・サークルによるパフォーマンスや模擬店が目玉。学祭の準備・片付け等により、1週間程度授業が休みになる年もある。「しばらく大学がお休みですので今週の課題は多めに……」となるのが定番。
まちかね-やま【待兼山】豊中キャンパスが所在している山。古くより歌枕に用いられ、『枕草子』や『新古今和歌集』などにその名を見ることができる。また古墳も発掘されており、現在のバイク用駐輪場の地下には待兼山5号墳が地中保存されており、地表のタイルの模様からその形を伺える。土壌の流出により標高が徐々に低くなっているという噂もある。
まちかね-わに【マチカネワニ】1964年豊中キャンパス理学部棟周辺の約45万年前の地層から発見された、ワニの全身骨格化石。かなり大きい(6.9m~7.7m)。化石標本は大阪大学総合学術博物館にて見ることが可能で、また万博記念公園内にあるミュージアム「NIFREL」や東京駅前のインターメディアテク内にもその復元模型が展示されている。かなりの迫力。国の登録記念物。→総合博物館ワニ博士
まんぷく-じ【万福寺】阪大坂の途中にあるお寺。受験前に参拝する受験生もいるとかいないとか。
みーる-どれい【ミール奴隷】生協のミールプランに加入し、最大額を消費するために多く食べたり縛られている人々。ミール消化のために登校することも。コンビニでも使えるので朝ご飯用に活用する人も。
みのお-キャンパス/みの-きゃん【箕面キャンパス/箕キャン】外国語学部の二回生以上が通うキャンパス。2021年4月に箕面市船場地区へ移転した。2023年度には北大阪急行「箕面船場阪大前駅」が開業し、大阪市内へのアクセスが一番よいキャンパスとなった。綺麗だが若干狭いのと建物の中で迷いやすいという声が聞かれる。外観は、梅田茶屋町の丸善ジュンク堂によく似ているが設計者は異なる。
みのおせんば-はんだい-まえ【箕面船場阪大前】2024年3月開業の北大阪急行南北線延伸線の箕面キャンパスの最寄り駅で、箕面キャンパスに直結している。新大阪や梅田・なんば・天王寺まで乗り換えなしで直通。ホーム階からデッキまでの高低差は約20mで豊中キャンパスの阪大坂とほぼ同じ。
みの‐ぱん【箕ぱん】箕面般教の略称。主に2年次以上の外国語学部生を対象とした学部共通科目のこと。箕面キャンパスで開講される一般教養の授業という認識が強く、「箕ぱん」という呼び方が広まったと推測される。オペラ鑑賞や羊毛クラフトなど、内容は多岐にわたる。
みみ-だけ【耳だけ】オンライン授業の際、今日はマイクを使えませんの意。ZOOMなどでは自分の名前を変更できるが、名前(耳だけ)と書く人がちらほら現れた。
めいどう-かん【明道館】豊中キャンパスに所在するサークル棟。通称「BOX」。向かい側には同じくサークル棟である学生会館がある。複数のサークル・部活が同じ部屋を共有していることがあり、人口密度はかなり高め。非公認団体の羨望の的。→学生会館
ものれ-かきん【モノレ課金】徒歩や自転車、バスの代わりに運賃がお高目なモノレールを使用すること。 阪大病院前-柴原阪大前間はそれほど速くなく、学内連絡バスのほうが速い。
ものれーらー【モノレーラー】 大阪モノレールで通学している人。編集者はこの単語を流行らせようとしているが、いまいち流行っていない。
らく-たん - ぽーと
らく‐たん【落単】単位を落とすこと。落胆し、涙も落ちる。
らく‐たん【楽単】単位を取るのが比較的簡単な授業のこと。油断すると落単に転じるので注意。
らふぉれ【らふぉれ】豊中キャンパスの学食。現金以外は使えないので注意。カレーがおいしい。生協の食堂よりも空いていて快適。
りしゅう-とうろく【履修登録】各学期に自分がとるべき授業をKOAN上で登録すること。高校までとは違い自分で考えて授業を選択する。履修登録期間中に登録しなければならないが、うっかり忘れてしまうと悲劇の始まりになりかねないので要注意。→セメスターKOAN
りぶれ【リブレ】待兼山会館にあるとんかつ・カレー専門店。現金以外の利用ができない点に注意。若干値ははるが生協よりも混雑しておらずおいしい。編集者は唐揚げ定食が好きです。
りゅうがく【留学】大阪大学には交換留学制度や短期言語研修プログラムなど様々な制度がある。興味がある人はいろんなところで体験談を聞ける&読めるので調べてみると良い。特に交換留学は準備に時間がかかり、また大学での成績評価が重要だったりするので早めの行動が吉。
りゅうがく-せい【留学生】大阪大学には2,000人以上の留学生がいる。学内には留学生と交流できる場があり、例えばカルチエではお昼に多言語カフェが開かれ(無料!)、留学生とランチを食べながら楽しく交流ができる。→学食(カルチエ)
りゅうねん 【留年】正式には「現級留置」というらしい。次の学年に上がれなかったり卒業できなかったりすると発生する。一部の学部では必修単位を落とすと即留年することもある。怠慢による留年もあるが、不慮の事故や病気、ハラスメントなどで発生することもあるので決めつけてはいけない。ちなみに当会には2留した人が2人もいる。
りゅうねん-ざか【留年坂】あまり知られていない豊中キャンパスの出入り口の一つ。多くのサークル・部活動の本拠地がある明道館に講義棟付近を通ることなく向かえる通学路で、この坂をよく使う者は留年するとかしないとか。→部活動サークル明道館
りゅうねん-してんのう【留年四天王】外国語学部に脈々と受け継がれてきた進級の難しい四つの専攻語。一般に「灼熱のアラビア、情熱のスペイン、極寒のロシア、地獄のヒンディー」と言われる。最近はドイツ語も仲間入りするという噂がある。
りょう【寮】留学生との混住寮である刀根山寮(男子)、清明寮(男子)、グローバルビレッジ津雲台、グローバルビレッジ箕面船場と新稲寮(女子)等がある。さらに、留学生寮として、吹田留学生会館、新稲国際学生宿舎、津雲台国際学生宿舎、国際交流会館C棟がある。阪大に入学して初めて一人暮らしを始める学生も多い。
れぽーと【レポート】授業で課される課題の一つ。期末試験の時期にはレポートに追われているらしき学生が、図書館にて頻繁に目撃される。事実に基づく主張と客観性が求められ、感想文のような主観的な内容だけではもちろんNG。新入生に配られている冊子『阪大生のためのアカデミック・ライティング入門』はウェブでも見ることができるので参考にするべし。
に-はかせ - に-はかせ
わに-はかせ【ワニ博士】マチカネワニを元にした大阪大学公式マスコットキャラクター。口癖は「だワニ」ではない。誕生日は大阪大学の創立記念日である5月3日。出身地は大阪府豊中市待兼山町。阪大のすべての博士号を取得している。いちょうがお好きなようだが、食べる訳ではない。いちょうが2枚(東大のシンボルマーク)になるとなぜか落ち着きをなくされる。彼が手がけた「大阪大学ワニ博士の頭脳グミ」は研究のお供に最適(現在は終売)。ラインスタンプ、アクリルキーホルダーなど、彼がデザインされたグッズは多岐にわたる。(が、グッズは他大学に比べてちょっと高い。)近年では箕面市のゆるキャラゆずるくんとの共演も実現するなど、持ち前の好奇心と社交性を活かして精力的に活動なさっている。めちゃくちゃ可愛い。とにかく可愛い。可愛すぎる!ちなみに、同じマチカネワニを元にした豊中市のキャラクター「マチカネくん」とぱっと見似ているが、対談イベントをするなど仲は良いご様子。一定層ファンがいる。博士号をお持ちなのに博士論文がなぜか公表されていないとか言ってはいけない。「中の人」とか言うと除籍にしますよ。→マチカネワニ


この用語集の作成(2018.02.28版)▽
全学教育推進機構 教育学習支援部 ガイダンス室 学生支援プロジェクトチーム(2017)
根岸千悠(全学教育推進機構 教育学習支援部 特任助教)
福原崇太(文学研究科 文化表現論専攻 博士前期課程 1年)
伊藤広晃(理学部 物理学科 4年)
伊藤愼介(経済学部 経済・経営学科 4年)
※所属は2018年当時のもの
この用語集の改訂(2019.04.02版)▽
いとう-しんすけ【伊藤愼介】
2014年4月、大阪大学経済学部に首席で入学。2019年3月、卒業。
この用語集の改訂(2020.04.03版)▽
みぎたに-うしお【右谷潮】
2018年4月、大阪大学外国語学部ウルドゥー語専攻に入学。OUlife編集長。
この用語集の改訂(2021.04.02版)▽
もりもと-あやの【森本綾乃】
2017年4月大阪大学文学部に入学、2回生から演劇学専修にて現代演劇を中心に幅広く勉強中。大阪大学喜多流能楽研究会(通称・キタ会、新入部員募集中!)で能楽の稽古をしながら、フリーで俳優や演出などの演劇活動をしている。
この用語集の改訂(2022.04.01版)▽
はんだいちゅうごくごげきだん【阪大中国語劇団】 @handaichinesedrama
中国語で演劇をする劇団。
かわち-やすひろ【河内康宏】2021年秋公演団長。
きしだ-さや【岸田紗耶】2021年秋公演副団長。
たけだ-ようへい【武田庸平】広報リーダー。
はたけやま-いおり【畠山依緒里】照明リーダー。
しおや-りほ【塩屋里歩】2021年夏公演団長。
なかた-たくみ【中田匠】日本語字幕の匠。
おかだ-かずと【岡田一涛】 阪大中国語劇団のホープ。
やまざき-たくみ【山﨑匠】プロカメラマン。
この用語集の改訂(2023.04.02版)▽
おおさかだいがくこうきょうがくだん【大阪大学交響楽団】 @ouso_handai
Twitter、Instagram、Facebook、YouTubeみてね。
かきもと-けんすけ【垣本健佑】トランペットパート3回生
かわせ-けんたろう【川瀬健太郎】バイオリンパート4回生
すぎした-せいたろう【杉下晴太郎】バイオリンパート3回生
ふじい-かりん【藤井花鈴】ホルンパート3回生
ふくだ-こういちろう【福田洸一郎】バイオリンパート3回生
よしだ-たまき【吉田環】バイオリンパート4回生
この用語集の改訂(2024.04.01版)▽
さいりばすどうこうかい【再履バス同好会】 X @sairi_doukoukai
Instagram @sairi_doukoukai

あおやま-ゆうき【青山悠希】B1/ 広報・技術部・お絵かき部
なつめ-たくま【夏目琢磨】M2/初代代表(~24.03.31)
やまさき-あつし【山﨑惇史】M2/技術部
※学年は2023年度
※写真は1人を除き上記メンバーと無関係です。
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