阪大に新たな風を吹かせる中国語劇団先輩作成の「阪大用語集」を新入生の皆さまに
- あかでみっく-らいてぃんぐ - おふぃす-あわー
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あかでみっく-らいてぃんぐ【アカデミックライティング】大学で求められる学術的な文章を書くこと。「○○につい
て、4000字でレポートを書きなさい」とか、「テキストの△章の内容を発表できるようA4用紙で4~5枚くらいにまとめたレジュメを作りなさい」といった課題がでると、多くの新入生が「字数が埋まらない!」、「そんなに書くこと無い!」、「どう書けばいいねん!」と嘆くことになる。全学教育推進機構発行の『阪大生のためのアカデミック・ライティング入門』が助けになる。
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あくてぃぶ-らーにんぐ【アクティブラーニング】学修者の積極的な授業への参加を促す授業や学習法の総称のこと。グループ・ディスカッション、ディベート、グループワーク、発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習などが含まれる。→学問への扉
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いか-はん【イカ阪】「いかにも阪大生」の略。チェックシャツをズボンにイン、黒縁メガネにリュックサック、その出立は阪大生の典型として語られてきた。が、あまりにも囃し立てられた結果か、最近は「イカ阪」的ファッションを見かける機会は少ない。11の学部と15の研究科それぞれに個性豊かな阪大生がいるため、服装でアイデンティティーを固定せず、好きな服を好きなように着れば良いと思う。
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いけ【池】豊中キャンパスには「中山池」「待兼池」「乳母谷池」の3つがある。待兼池にはいい感じのウッドデッキがあり、新歓期にはよくBBQ会場として利用されている。そして最近はなぜか鴨が異常に多い。お昼休みに鴨を眺めながらチル(chill)してみては。。《編注:2022年4月現在、新型コロナウイルス感染対策のため、学内外での宴会、打ち上げ、コンパ及びカラオケ等飲食を伴う会合は禁止されています》
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いしばし【石橋】古い歴史のあるまちである。象徴的存在であるいしばし商店街は阪大生との交流が盛んでよく共同でイベントを開催している。商店街の中はもちろん駅周辺にも飲食店が多く、昼も夜も賑わいを見せる。飲み会の時は西口のローソン前で集合。《編注:2022年4月現在、新型コロナウイルス感染対策のため、学内外での宴会、打ち上げ、コンパ及びカラオケ等飲食を伴う会合は禁止されています》
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いちょう‐さい大阪大学の創立記念日(5月1日)を祝し、毎年開催される大学祭。全学をあげて新入生を歓迎するとともに、教職員・学生の親睦及び地域との連携を図ることを目的としている。模擬店の設置やダンスパフォーマンスなどで非常に盛り上がる。《編注:感染症の市中の感染状況や、大学および行政からの要請等により、オンライン開催や中止・延期の判断をする可能性があります。詳細はこちら》
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いっ-かいせい【1回生】学部1年生のこと。ちなみに「回生」呼びは関西特有のもの。また、学士を意味するBachelorから取ってB1(びーいち)と呼ばれることもある。大学院博士前期課程(修士課程)はMasterからM1(えむいち)、博士後期課程はDoctorからD1(でぃーいち)と呼ばれる。BとDの聞き間違い事故はご愛嬌。
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いんかれ【インカレ】 インターカレッジサークルの略。他大学の学生も参加できるサークルのこと。インカレ に入った彼氏・彼女を他大学の学生に奪われないように要注意。
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いーらーにんぐ【eラーニング】1回生の後期から始まるオンラインでの英語課題。時間がかかる課題が多いが、放置しておくと最後で痛い目に遭う。TOEFLで一定の点数以上の点を取ると免除されるが普通にハードルが高い。
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いーら【eら】Eラーニングの略称。
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いん-しん【院進】大学院へ進学すること。「入院」と呼ばれることもある。
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えむ-える-いー【MLE】Osaka University Multilingual Expert Program(大阪大学マルチリンガル・エキスパート養成プログラム)の略称。多くの学部を有する大阪大学ならではの制度である。例えば、外国語学部に所属しながら、法学部や人間科学部などの他学部の授業を受講できるプログラムである。キャンパス間の往来がやや不便ではあるが、それ以上に学べることが多い。
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おおさか-だいがく【大阪大学】略称は「阪大」。吹田、豊中、箕面にキャンパスがある国立大学。学部学生の数は国立大学ではナンバーワンの1万5075人(2021年5月3日のデータ)。関西圏以外での認知度が課題。社会変革に貢献する世界屈指のイノベーティブな大学を目指して、日々奮闘中。
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おーぱす【O+PUS】学食や学内のバス停などにある大型モニターのことで、イベントの案内や様々な注意喚起、実験被験者アルバイトの案内など放映される情報は多岐にわたる。見ていて飽きない。
- おがた-こうあん【緒方洪庵】大阪大学の原点である適塾を開設した蘭学者・医者。履修登録や成績確認を行う学務情報システムのKOANはもちろん彼の名前が由来。→適塾、KOAN
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おふぃす-あわー【オフィスアワー】授業に関することや勉強方法について教員と自由に話せる時間帯のこと。シラバスに時間帯が掲載されていることが多いが、実際に相談に行くときは事前にきちんとアポを取ろう。
- がい-ご - ごげき
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がい-ご【外語】大阪大学外国語学部の略称。
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がいこくごがく-としょかん【外国語学図書館】箕面新キャンパスと共に新設された図書館。箕面市立図書館として広く地域の方にもオープンな図書館で、貸出券を作れば借りられる。集中できる自習スペースは座席数も多く、コンセントも完備。オシャレなカフェも併設されており、図書館の本も持ち込める。テストの追い込み時期に外国語学部以外の学生も利用してみては?
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かいとくどう【懐徳堂】江戸時代に大坂の商人らによって創設された学問所で、適塾とともに大阪大学の精神的源流である。この懐徳堂の膨大な資料は大阪大学文学部設立の際に寄贈され、研究活動に生かされている。→適塾
- がく-さい【学祭】大阪大学の創立記念日に行う『いちょう祭』(5月)と『まちかね祭』(11月)の2つがある。サークル参加するもよし、一般参加で食べ歩きをするもよし!《編注:新型コロナウイルス感染対策のため、開催形態等が変更になる可能性があります。》
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がく-しょく【学食】学生食堂の略。安く手早く、栄養バランスの取れた美味しいご飯にありつける。豊中キャンパスには多くの食堂があり、通称で言うと「館下」「らふぉれ」「三食」「リブレ」「カフェ坂」「かさね」「カルチエ」などがある。→天麻
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がく-せい【学生】大学などの高等教育機関で学ぶ者のこと。新入生であっても、生徒ではないため、言い間違い厳禁。
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がくせい-かいかん【学生会館】学生交流棟と豊中福利会館(生協の売店などが入っている建物)の間、そして明道館の向かい側にある建物のこと。ここでもサークル活動が盛んに行われている。→明道館、サークル
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がくせい-せんたー【学生センター】奨学金申請や学生証の再発行、立て看板を学内設置するための申請などを行うところ。吹田・豊中・箕面それぞれに設置されている。豊中キャンパスの学生センターは学生交流棟の2階にある。いつもお世話になっております。
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がくもん-への-とびら【学問への扉】全学共通教育科目の必修科目のひとつ。「マチカネゼミ」という愛称で呼ばれることも。少人数で、且つ他学部・他分野の学生と共に幅広く自由なテーマの授業を受けることが出来る。この授業がキッカケで生まれたサークルもあるらしい。他学部の学問に触れることができる貴重な機会なので有効に活用すべし!→般教
- かりきゅらむ【カリキュラム】教育課程のこと。各学部にはそれぞれの教育目標を達成するために教育課程に対する基本的な考え方(カリキュラム・ポリシー)が定められているので、一度は確認しておきたい。
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きりん-じ【きりん寺】阪大生なら一度は食べたことがある油そば屋さん。豊中キャンパス阪大坂下にある。学生価格でリーズナブルに食べられる。ここだけの話、「きりん」という合言葉をいうと温泉卵のトッピングがもらえるよ!
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きゅう-いごう-かん【旧イ号館】大阪大学会館の別称。一見新しく見える桃色の建物だが、実は阪大建築物の中で最も古く、2004年には国の有形文化財建造物に登録されている。館内にはホールや講堂、スタジオなどがあり、シンポジウムや講演会で主に使用されている。学生劇団の公演が行われることもある。大阪大学のランドマーク。
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きゅうこう【休講】担当教員や大学の事情で授業が休みになること。KOANの掲示板で連絡が来たり、教員から事前に伝えられていたり、直前にメールが届いたり、授業によってその連絡手段は様々。授業があると思って教室に入ったら誰もいなかった、なんてことにならないよう普段から連絡事項には目を光らせておこう。
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きょうかしょ【教科書】高校までとは違い、大学では授業ごとに教員によって指定され、教科書が無い授業もある。履修する授業のシラバスに表記があるのできちんと確認しよう。先輩から譲ってもらえることもあるが、版が違って結局使えなかった……ということもあるので要注意。
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きょうじゅ【教授】大学などで、研究・教育職階の最高位を指す。大学で講義する教員全員が教授というわけではない。准教授、講師、助教、助手など多様な職階が存在するため、「~先生」と呼ぶのが無難。
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きょうしょく【教職】大阪大学では中学校教諭・高等学校教諭・養護教諭の教員免許を取得することができる。多くの科目が5、6時間目か土曜日に開講されているため、受講している学生はかなり忙しくなる。
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くらす-だいひょう-こんだんかい【クラス代表懇談会】1回生の各クラス代表(約90名)と全学教育推進機構の専任教員がディスカッションしながら、解決策を模索する懇談会。
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ぐろ-こも【グロコモ】豊中総合図書館内のグローバルコモンズの略称。
- げしゅく【下宿】阪大生は日本各地・世界各地から入学しているので、下宿生は多い。学部によっては学年が上がるとキャンパス移動があるため、引越しを余儀なくされる者もいる。下宿をするともちろん炊事掃除洗濯全て自分で行わなければならない。親のありがたさを知る。
- けんきゅう-しつ【研究室】入るタイミングは学部によって様々だが、主に学生生活の後半戦を過ごす場所のことを指す。修士課程や博士課程の学生、教員からの指導を受けながら学び、卒業論文や卒業研究に勤しむ。→指導教員、ゼミ
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こうにん-か【公認化】発足させたサークルを公認団体にすること。もちろん大学内では自由に部活動・サークルを発足できるが、「公認団体」になるには学生センターにていろいろと手続きをする必要がある。→部活動、サークル、学生センター
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こーあん【KOAN】履修登録や成績を確認するときなどに使うウェブ上のシステム。名称は「緒方洪庵」にちなんでいるが、Knowledge of Osaka university Academic Nucleusの略でもあることはあまり知られていない。掲示板に重要な情報がサラッと載せられていることもあるので頻繁にチェックしよう。→履修登録、CLE、緒方洪庵
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ごかいせい【5回生】留学等により阪大で5年目を迎えた学生のこと。箕キャンは5回生で溢れている。※留年ではない。→箕キャン
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ごげき【5回生】大阪外国語大学時代から続く伝統ある行事。外国語学部の各専攻語の学生によることば
、物語、衣装、音楽に想いをのせた圧巻のパフォーマンスは必見。中でも、中国語劇団はサークルとして半世紀以上の歴史があり、近年は活動の範囲を海外に広げるなど活動は精力的。
- さー-おり - そうごう-はくぶつかん
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さー-おり【サーオリ】新入生向けに開催される課外活動オリエンテーションのこと。大阪大学の部活やサークルが一堂に会してそれぞれ紹介する。それぞれのサークルの人に直接話を聞けるチャンス。→部活動、サークル
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さーくる【サークル】大学生活の醍醐味の一つ。高校では部活動に入らなかった人も、大学では自分に合うサークルをきっと見つけられる。友達作りのために入るのも良いかもしれない。SNSにアカウントを持つサークルがほとんどなので、そこから情報収集するのも良いだろう。ただし、カルト団体には要注意。→部活動、公認化
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さいとう-さん【斎藤さん】豊中キャンパスに生息していた黒猫の名称。人懐っこく大講義室で学生とともに授業を受ける姿もよく見られ、みんなに愛されていた名物猫だったが2019年に他界した。斎藤さんを偲び、大講義室前には阪大生から鯖缶や花が手向けられた。このことは新聞でも話題に。斎藤さんよ永遠に。
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さいり-ばす【再履バス】3キャンパスを結ぶ学内連絡バスのこと。共通教育科目の再履修生も使うことからこの名称が使われている。時間によっては混雑が激しいことから、「奴隷船」と呼ばれることもあった……。最近一部の再履バスが電気バスへと移行しており、さらにスタイリッシュになっている。《編注:2020年度以降、新型コロナウイルス拡大防止のため、混雑する時間帯の乗車を避け、分散乗車にご協力ください。また、時間に余裕をもって乗車いただくようにお願いします。その他、車内での会話を控えることやマスク着用、消毒の徹底等の感染症対策もご協力よろしくお願いいたします》
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さか-した【坂下】阪大坂をくだった先にある交差点周辺のことを指す。歩行者用信号の時間が短く、朝の登校時間は歩行者や自転車で大混雑する。→阪大坂
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さん‐さん‐よん【334】2005年のプロ野球日本シリーズ「阪神タイガースVS千葉ロッテマリーンズ」における4試合の合計得点スコア。ロッテが33点で阪神が4点だった。ツイッタ-では334Rankerというものが存在しているらしく、単に午前3時34分に「334」とつぶやいた者たちがタイムを競い合い、3時34分に近い者から順位が付けられるという謎の儀式が行われる。理由はよくわからないが、阪大生や教職員も多く参加しているらしい。
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じぇみのいど【ジェミノイド】モデルに見た目が酷似したアンドロイドのこと。基礎工学研究科の石黒浩教授は、自身や実在する成人女性などをモデルにした遠隔操作型の「ジェミノイド」を用いた研究課題の検証で、世界にその名を知られている。石黒教授はロボットの開発を通して、「人間とは何か?」という問いと向き合っているそう。かっこいい。
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じたく‐せい【自宅生】実家から大学に通っている学生のこと。中には片道2時間以上かけて通学している学生もいる。家に帰れば美味しいごはんがあることに感謝感謝。
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しー-える-いー【CLE】Collaboration and Learning Environmentの略。KOANからもアクセス可能な授業支援システム。主に履修している授業の資料をダウンロードしたり、課題を提出したりするのに使用する。→KOAN
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じたく‐せい【自宅生】実家から大学に通っている学生のこと。中には片道2時間以上かけて通学している学生もいる。家に帰れば美味しいごはんがあることに感謝感謝。
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じー-ぴー-えー【GPA】Grade Point Averageの略称。高校でいう成績評定に相当するもの。留学や奨学金の申請時に求められる場合もある。成績のF(落単)の数を増やさないためにも無理の無い履修計画を。セメスター開始後一定期間内であれば履修取り消しを行えるので、戦略的撤退をするのもアリ。
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しゅっけつ-かくにん-かーど【出欠確認カード】阪大で開講する多くの授業で使用される、出欠確認のためのカード。大きく分けると、名前・学籍番号・所属のみを記入するものと、授業の感想や質問を記入するものの2種類がある。代筆行為はもちろん厳禁!
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しどう-きょういん【指導教員】卒業論文や卒業研究の指導を行う先生のことを指す。頭が上がらない。→研究室、ゼミ
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しらばす【シラバス】大学におけるすべての授業の詳細が記載されている。履修登録の際はこれを参照しながら授業を選ぶべし。シラバスから授業の雰囲気や成績評価の如何はだいたい想像がつく。KOANから確認できる。→KOAN
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しん-かん【新歓】新入生歓迎活動の略称。特に4月や11月(まちかね祭)に、部活やサークルは新しい戦力を期待して力を入れ活動を行う。見学するだけでご飯にありつけるところもあるとかないとか。いろいろ見て回るのも楽しい。→部活動、サークル、サーオリ
- すい-きゃん【吹キャン】「吹田キャンパス」の略称。2回生以上の工学部、医学部、歯学部、薬学部、人間科学部の学生が通う。とにかく広く、慣れないうちはほぼ確実に迷子になるので要注意。太陽の塔が近い。
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せかい‐どけい【世界時計】箕面キャンパスのシンボル。ちなみに見方はみんな分からない。
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せき‐さー【積サー】積分サークルの略。大阪大学の学生で構成されるグループ。もはや知らぬ者はいない。
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ぜっき【絶起】絶望的な起床のこと。起きたときには授業が終わっているなんてことも…
- ぜみ【ゼミ】それぞれの学部の研究室や講座のこと。教員の名前を付けて「○○ゼミ」と呼ぶことが多い。ゼミによって雰囲気は異なるので、ゼミ選びは慎重に。→研究室、指導教員
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せめすたー【セメスター】春、夏、秋、冬の4つの学期(ターム)が存在するが、そのうち春〜夏、秋〜冬の2つの学期にまたがった学期を指す。1回生春〜夏学期を「1セメ(いっせめ)」、秋〜冬を「2セメ」と呼ぶこともある。→ターム制
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せんちゅう【千中】千里中央の略称。
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そうごう-としょかん【総合図書館】豊中キャンパスにある図書館。ただ本を借りるだけでなく、レファレンス・デスク(研究や学習に必要な文献について相談できる)やラーニング・サポーター(大学院生に学習相談をできる)など、様々なサポート体制が整えられている。阪大には吹田キャンパスの生命科学図書館、理工学図書館、そして箕面キャンパスの外国学図書館があり、それぞれの図書館の蔵書をネット上のOPACから取り寄せることができる。総合図書館下には阪大で最も利用されている学食があり、「館下(かんした)」と呼ばれている。→学食
- そうごう-はくぶつかん【総合博物館】正式名称は大阪大学総合学術博物館。常設展示では幅広く大阪大学・待兼山の研究が紹介され、阪大について深く知ることが出来る。企画展示も毎回魅力的な内容。入館は阪大内外問わず無料。カフェが併設されていて、阪大関連の書籍も多数置いてある。アイスカフェラテがとても美味しい。→マチカネワニ
- たげんご-かふぇ - てん-ま
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たげんご-かふぇ【多言語カフェ】全学教育推進機構が運営する、外国語交流のイベント。英語、中国語、朝鮮語、スペイン語、フランス語、ドイツ語がある。留学生が参加し、司会や企画をする。初心者の参加は勇気がいるように思われるが、同じ言語を勉強する人と出会えるいい機会である。継続すれば絶対外国語の会話能力が向上する。コロナウイルスの感染状況によってオンラインと対面が切り替わる。
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たーむ-せい【ターム制】4学期制のこと。大阪大学では平成29年度より4学期制を導入している。科目によって開講時期が、春学期・夏学期・秋学期・冬学期・春〜夏学期・秋〜冬学期の6種類ある。このうち、春・夏・秋・冬学期の4つに開講される科目を「ターム科目」、春〜夏学期・秋〜冬学期に開講される科目を「セメスター科目」という。→セメスター
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たんい【単位】大学を卒業するために必要なもの。学部によってその数や内容が異なるので自分の学部の便覧をきちんと確認しよう。大阪大学は単位取得の難易度が高く、単位たちは深く大阪湾に沈められていると揶揄されることも多いが真偽の程やいかに……。
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ちゃり-つう【チャリ通】自転車で通学すること。駐輪場は阪大坂下や大阪大学会館の裏など学内に点在している。豊中キャンパスは、正門からであれば自転車で入構できるが阪大坂(石橋口)からは禁止されているので要注意。→阪大坂、坂下
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ちゅーたー【チューター】レポート、論文の日本語添削などの補助的な支援をする学生のこと。留学生チューターを指すことが多い。給与が生じるれっきとしたアルバイトであるが、むしろ留学生から学ぶことも多い。お互いに学び合い、助け合う友達のような存在となり、チュー友と呼ぶ人も。募集はKOANの掲示やメールでなされることが多い。
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てぃー-えー【TA】ティーチング・アシスタントの略。大学院生が主に務めていて、出席確認から質問対応までその仕事の幅は広い。「先生に質問したいけど……」という人は一度TAに声をかけてみると良いかもしれない。
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てきじゅく【適塾】江戸時代後期に緒方洪庵が大阪・船場に開いた私塾。現在の建物は国の重要文化財に指定され、内部は当時の姿に復元され見学が可能。阪大生は学生証を提示すると無料で見学ができるので、ぜひ一度は足を運ぶべし。→緒方洪庵、懐徳堂
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てん-ま【天麻】図書館下食堂等で食べられる天津麻婆丼の略称。ふわふわの卵の上に麻婆豆腐がのった人気商品でお昼時には大行列ができる。注文の際に「天麻お願いします」と略称を言ってもバッチリ通る。カロリーは驚異の1200kcal越え。回生が上がるにつれて完食のハードルも上がっていく。人気過ぎて食堂の外まで長蛇の列ができている。
- なかのしま - のみさー
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なかのしま【中之島】大阪帝国大学があった場所で、現在は大阪大学中之島センターがある《編注:改修のため2023年3月まで休館中》。他にも国立国際美術館や大阪市立科学館、中之島公園など、阪大生なら一度は行っておくべきスポットが目白押しである。→適塾、懐徳堂
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なみこう-ていえん【浪高庭園】豊中総合図書館の前にある庭園。大阪大学の前身である旧制浪速高等学校の創立50周年を記念して1975年に築庭された。この庭園以外にも、旧制浪速高等学校をうかがえる記念碑やステンドグラスなどがキャンパス内に設置されている。
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にしお‐しょうじろう【西尾章治郎】我らが大阪大学現総長。学生の意見が大学運営にとっては大事だという考えから、2019年から学生と総長が自由に対話する場として対話会を開催している。
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に-がい【二外】第二外国語の略。
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のみさー【飲みサー】飲み会を主な活動としているサークル。お酒は20歳になってから。
- ぱん-きょう - ぶれいくあうと-るーむ
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ば-さき【バ先】バイト先の略。阪大生にはやはり塾講師が人気のよう。
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はち‐げん‐めっ!【はちげんめっ!】伊藤雄一教授と中村征樹教授による8限目の講義。毎回ゲストを招待してトークをしている。はなおでんがんチャンネルでお馴染みの伊藤雄一教授のチャンネルでアップされている。でんがん、ヨビノリたくみなどのYouTuberがゲストとして招かれる回も。ちなみに伊藤教授は2021年青山学院大学に移籍した。
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はなお‐でんがん【はなおでんがん】大阪大学基礎工学部出身のはなおとでんがんからなるYouTuber。中学生や高校生に「大阪大学と言えば…」と尋ねると、必ずといっていいほど名前が上がる。最初イカ阪で売り出していたものの、最近ではアパレルブランドを立ち上げた。
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ぱん-きょう【般教】一般教養科目の略。大阪大学では全学共通教育科目という名称。
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はんだい-ざか石橋阪大下の交差点と豊中キャンパスの石橋口を結ぶ坂のこと。阪大のトレードマークとも言える。朝5時台には猫が集会を行っている様子が度々目撃されている。自転車・自動車は通行できないので注意。→坂下
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ぴろてぃ【ピロティ】全学教育推進機構講義A棟B棟の間にあるスペース。掲示板が並んでおり、授業に関する連絡が貼ってあることもあるので要注目。ダンスサークルがよく練習している。ここの自販機のラインナップはかなり良い。
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ぶ-かつどう【部活動】大阪大学には体育系の課外活動を総括する「大阪大学体育会」と文化系の課外活動を総括する「大阪大学文化会」があり、ここに所属しているものはいわゆる「公認団体」である。公認団体が「部活動」を称する……かと思いきや、「サークル」と称しているところもあり、その定義はかなり曖昧である。→サークル
- ふる-たん【フル単】そのセメスターに履修登録した授業の単位を落とすことなくすべて取ること。立派!
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ぶれいくあうと-るーむ【ブレイクアウトルーム】ZOOMの機能の一つ。受講生が多いオンライン授業などで、グループ討議をする際などに使われる。知らない人だらけのルームでも挨拶をしておけば議論は可能。全員がミュートにしたままだと気まずい時間が流れることになる。
- まちかね-さい - めいどう-かん
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まちかね-さい【まちかね祭】11月初めに豊中キャンパスで盛大に開催される大学祭。部活・サークルによるパフォーマンスや模擬店が目玉。学祭の準備・片付け等により、1週間程度授業が行われない年もあるため、参加しない人にとっても嬉しい期間となる。
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まちかね-やま【待兼山】豊中キャンパスが所在している山。古くより歌枕に用いられ、『枕草子』や『新古今和歌集』などにその名を見ることができる。また古墳も発掘されており、現在のバイク用駐輪場の地下には待兼山5号墳が地中保存されていて、地表のタイルの模様からその形を伺える。
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まちかね-わに【マチカネワニ】1964年豊中キャンパス理学部棟周辺の約45万年前の地層から発見された、ワニの化石。かなり大きい(6.9m~7.7m)。化石標本は大阪大学総合学術博物館にて見ることが可能で、また万博記念公園内にあるミュージアム「NIFREL」内にもその復元模型が展示されている。かなりの迫力。→総合博物館、ワニ博士
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みーる-どれい【ミール奴隷】毎日1日の決まった上限金額まで学内の生協食堂・生協購買で食事ができる「ミールプラン」に加入したが故に、食事場所や食事量に縛られている人々。ミール消化のために登校したり、朝ご飯を学内のコンビニで調達したりする人もいる。残高が翌年度に繰り越せたり、返金制度があったりすることは、あまり知られていない。
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みーる-どれい【ミール奴隷】毎日1日の決まった上限金額まで学内の生協食堂・生協購買で食事ができる「ミールプラン」に加入したが故に、食事場所や食事量に縛られている人々。ミール消化のために登校したり、朝ご飯を学内のコンビニで調達したりする人もいる。残高が翌年度に繰り越せたり、返金制度があったりすることは、あまり知られていない。
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みの-きゃん【箕キャン】外国語学部の二回生以上が通う「箕面キャンパス」の略称。2021年4月には箕面市船場地区へ移転し、この新キャンパスにて授業や研究活動が行われている。併せて2023年度には北大阪急行「箕面船場阪大前駅」が開業予定で利便性は今後格段に上がっていく。
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みの‐ぱん【箕ぱん】箕面般教の略称。主に2年次以上の外国語学部生を対象とした学部共通科目のこと。箕面キャンパスで開講される一般教養の授業という認識が強く、「箕ぱん」という呼び方が広まったと推測される。オペラ鑑賞や羊毛クラフトなど、内容は多岐にわたる。
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みみ-だけ【耳だけ】オンライン授業の際、今日はマイクを使えませんの意。ZOOMなどでは自分の名前を変更できるが、名前(耳だけ)と書く人がちらほら現れた。
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めいどう-かん【明道館】豊中キャンパスに所在するサークル棟。通称「BOX」。向かい側には同じくサークル棟である学生会館がある。複数のサークル・部活が同じ部屋を共有していることがある。→学生会館
- らく-たん - れぽーと
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らく‐たん【楽単】単位を取るのが比較的簡単な授業のこと。
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らく‐たん【落単】単位を落とすこと。
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りしゅう-とうろく【履修登録】各学期に自分がとるべき授業をKOAN上で登録すること。高校までとは違い自分で考えて授業を選択する。履修登録期間中に登録しなければならないが、うっかり忘れてしまうと悲劇の始まりになりかねないので要注意。→セメスター、KOAN
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りゅうがく【留学】大阪大学には交換留学制度や短期言語研修プログラムなど様々な制度がある。興味がある人はいろんなところで体験談を聞ける&読めるので調べてみると良い。特に交換留学は準備に時間がかかり、また大学での成績評価が重要だったりするので早めの行動が吉。コロナ禍で海外渡航が制限される中、オンラインで海外の大学の授業を受講する「オンライン留学」を経験している学生も少なくない。
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りゅうがく-せい【留学生】大阪大学には2,000人以上の留学生がいる。(2021年のデータ)学内には留学生と交流できる場があり、例えばカルチエではお昼に多言語カフェが開かれ(無料!)、留学生とランチを食べながら楽しく交流ができる。《編注:2022年の多言語カフェ開催形態はこちらから》→学食(カルチエ)
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りゅうねん-ざか【留年坂】あまり知られていない豊中キャンパスの出入り口のひとつ。多くのサークル・部活動の本拠地がある明道館に講義棟付近を通ることなく向かえる通学路で、この坂をよく使う者は留年するとかしないとか。→部活動、サークル、明道館
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りゅうねん-してんのう【留年四天王】外国語学部に脈々と受け継がれてきた進級の難しい4つの専攻語。一般に「灼熱のアラビア、情熱のスペイン、極寒のロシア、地獄のヒンディー」と言われる。
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りょう【寮】留学生との混住寮である刀根山寮(男子)、清明寮(男子)、グローバルビレッジ津雲台、グローバルビレッジ箕面船場と新稲寮(女子)等がある。さらに、留学生寮として、吹田留学生会館、新稲国際学生宿舎、津雲台国際学生宿舎、国際交流会館C棟がある。
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れぽーと【レポート】授業で課される課題のひとつ。期末試験の時期にはレポートに追われているらしき学生が、図書館にて頻繁に目撃される。事実に基づく主張と客観性が求められ、感想文のような主観的な内容だけではもちろんNG。新入生に配られている冊子『阪大生のためのアカデミック・ライティング入門』はウェブでも見ることができるので参考にするべし。
- わに-はかせ - わに-はかせ
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わに-はかせ【ワニ博士】マチカネワニを元にした大阪大学の公式マスコットキャラクター。誕生日は5月3日で、性別はオス。大阪府豊中市待兼山町出身。阪大のすべての博士号を取得している。いちょうがお好きなようだが、食べる訳ではない。いちょうが2枚になるとなぜか落ち着きをなくす。彼が手がけた「大阪大学ワニ博士の頭脳グミ」は研究のお供に最適。ラインスタンプ、アクリルキーホルダーなど、彼がデザインされたグッズは多岐にわたる。(が、グッズは他大学に比べてちょっと高い。)2021年の箕面国際フェスティバルでは箕面市のゆるキャラ、ゆずるくんとの共演も実現するなど、持ち前の好奇心と社交性を活かして精力的に活動している。。めちゃくちゃ可愛い。とにかく可愛い。可愛すぎる!ちなみに、同じマチカネワニを元にした豊中市のキャラクター「マチカネくん」とぱっと見似ているが、対談イベントをするなど仲は良い様子。一定数のコアファンがいる。→マチカネワニ
- この用語集の作成(2018.02.28版)▽
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全学教育推進機構 教育学習支援部 ガイダンス室 学生支援プロジェクトチーム(2017)
根岸千悠(全学教育推進機構 教育学習支援部 特任助教)
福原崇太(文学研究科 文化表現論専攻 博士前期課程 1年)
伊藤広晃(理学部 物理学科 4年)
伊藤愼介(経済学部 経済・経営学科 4年)
※所属は2018年当時のもの
- この用語集の改訂(2019.04.02版)▽
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いとう-しんすけ【伊藤愼介】 @100ito
2014年4月、大阪大学経済学部に首席で入学。2019年3月、卒業。
- この用語集の改訂(2020.04.03版)▽
- みぎたに-うしお【右谷潮】 @hidari_migee
2018年4月、大阪大学外国語学部ウルドゥー語専攻に入学。OUlife編集長。
- この用語集の改訂(2021.04.02版)▽
- もりもと-あやの【森本綾乃】 @10tama14
2017年4月大阪大学文学部に入学、2回生から演劇学専修にて現代演劇を中心に幅広く勉強中。大阪大学喜多流能楽研究会(通称・キタ会、新入部員募集中!)で能楽の稽古をしながら、フリーで俳優や演出などの演劇活動をしている。
- この用語集の改訂(2022.04.01版)▽
- はんだいちゅうごくごげきだん【阪大中国語劇団】 @handaichinesedrama
中国語で演劇をする劇団。
かわち-やすひろ【河内康宏】2021年秋公演団長。
きしだ-さや【岸田紗耶】2021年秋公演副団長。
たけだ-ようへい【武田庸平】広報リーダー。
はたけやま-いおり【畠山依緒里】照明リーダー。
しおや-りほ【塩屋里歩】2021年夏公演団長。
なかた-たくみ【中田匠】日本語字幕の匠。
おかだ-かずと【岡田一涛】 阪大中国語劇団のホープ。
やまざき-たくみ【山﨑匠】プロカメラマン。
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