4ヶ月ぶりの配信となった大阪大学体育会所属チームの活躍を伝えている「阪スポ」。新型コロナによる活動制限も段階的に緩和され、感染拡大防止のルールと向き合いながら「新時代」の活動を始めた各部の様子を紹介する。
課外活動を行う際は、KOAN掲示板に掲載の通知および「活動レベル2における課外活動の指針」を必ず確認しましょう!
ヨット部
練習試合も好調。目指すは全国十指!
全国総合10位を目指しているヨット部。昨年度は関西予選を総合2位で通過し、11年ぶりに470級・スナイプ級両クラス全日本インカレ出場権を獲得した。しかし、結果は振るわず総合16位。目標には及ばなかった。
昨年度の無念を晴らすため、今年は「人材育成」の目的のもとにチームの体制を見直した。コロナウイルス感染拡大防止のための活動自粛期間中には多くのオンラインミーティングによる戦力の強化、さらにオンライン新歓により新入部員12人を獲得することに成功。活動再開後は下級生練習の比重を上げ、部全体の戦力のボトムアップを図るとともに、上回生は限られた時間を最大限有効に活用し、日々切磋琢磨しながら成長している。
迎えた9月10日の練習試合。関西学院大学や関西大学などの強豪校も参加する中、470級では谷山(工3)・鈴木(工4)ペアが計2レースを全19艇中 2位-1位で終える快走! スナイプ級では原口(歯4)・多々良(基2)ペアが計3レースを全8艇中 2位-2位-2位と好成績。練習を重ねた成果は確実に現れている。
昨年叶えられなかった目標に向かって、阪大ヨット部は西宮の海を駆ける!
空手道部
感動の練習再開!
阪大空手道部は8月半ばから道場での練習を再開し、鍛錬に励む。もちろん感染対策として一定時間ごとの手洗い励行やマスク着用などを徹底的に行っている。
5月中旬より「オンライン練習」でモチベーションを何とか保ちつつ、ようやく迎えた8月の練習再開初日。制約はありながらも久々に仲間たちとオフラインで会えた空手道部一同、感動もひとしおだった。
今では新進気鋭の8人の新入部員を迎え、気持ちも新たに全員で一丸となって技を磨いている。残念ながら多くの大会が中止となってしまったが、これから予定されている大会でひとつでも多くの勝利を手にする!!! を、目下の目標としている。
空手道部
公式HP / Twitter / 新歓Twitter / Instagramもちろんいつでも部員は(選手もマネージャーも)募集中! 興味のある方、コロナのせいでせっかくの新歓時期を逃してしまった方、とにかく身体を動かしたい方…ぜひ、体験や見学にお越しください! 詳しい情報は阪大空手道部公式HPをご覧くださいね。
少林寺拳法部
オンラインでの練習を超えて!
コロナ禍で対面しての練習が行えない中、阪大少林寺拳法部はzoomを使ったオンライン練習を行っていた。少林寺拳法は突きや蹴り、固めなどを行うためほとんどの練習はコンタクトを伴うものであり、オンラインでできることは非常に限られる。しかし、その分自分の突きや蹴りの形の見直し、部員同士での技をかけるコツの共有など、体を激しく動かさない分、少林寺拳法の理論を深めることにつながった。
さらに、実際の距離が関係しないオンラインの特性を生かして、普段は合同練習が難しい東京大学の少林寺拳法部と合同練習を行い、これも有意義な技術交流となった。
現在は第2体育館1階でコンタクトを伴った練習を行っている。オンラインの練習を超えて、部員一人一人が上達するために考えながら練習を行っている様子が見られる。1回生が体験に来てくれる時もあり、活気ある練習が行われている。
女子ソフトテニス部
練習できなかった分、高い集中力で課題に向き合う。
新型コロナウイルスの影響により一定期期間活動休止だったものの、8月から活動を再開した女子ソフトテニス部。感染防止のため掛け声が出せない分、個人個人が一球一球に集中して、練習に取り組んでいる。
今、力を入れているのは基本練習。自分の課題に向き合いながら、少しでもそれが改善するよう、部員同士で課題を共有したり教え合ったりして、練習に励む。
きっと次の試合で、その成果が花開くはず!!
大阪大学体育会
コロナ禍でも活発な議論を!
大阪大学体育会は、業務をこれまで通り行えるよう、zoomなどのサービスを利用して週1回の常会を行っている。
スポーツ大会や正田杯など、コロナ禍の中でどう運営していくのか? 皆で出しあうアイデアで議論は活発! 残念ながら今年予定されていた大阪大学主管の七大戦は中止となったが、来年以降の開催に向けて他大学との交流も続けている。
他の部の活動に支障をきたさないように責任をもって、先の見えない状況でも常に一歩先を想定して活動を続ける体育会。頼もしい存在だ。