2021期待大！ 無事1部残留🥎ソフトボール部！ 走っても速い🎿スキー部！

2020年10月24日、阪大ソフトボール部は泉南市のJ:COMサザンスタジアムで行われた関西大との一戦に臨んだ。

新型コロナウイルスの影響により、例年とは異なる春・秋季統一リーグという形が取られた本年度の関西学生リーグ戦に、阪大は1部リーグ残留を目指して参戦。阪大はここまで、日本代表投手を擁する強豪立命館大に敗れ、こちらも強豪の神戸学院大と接戦の末惜しくも引き分け、1敗1分で関西大との第3戦を迎えていた。9月に行われた予選の結果、阪大が出場を逃したインカレへの出場権を得ていた関西大との一戦ということもあって、阪大ソフトボール部の気合いは十分であった。また、リーグ残留のためにはなんとしても勝たなければならない試合だった。

しかし、阪大は試合が始まる前から問題を抱えていた。昨年、チームをインカレのベスト8にまで導いた絶対的エースの4回生#20高橋が立命館大戦でピッチャーライナーを利き腕に受け負傷していたのだ。このアクシンデントの中、チームを救ったのは次期エース3回生#23家永だった。

１回表、先攻の阪大の攻撃。２番・投手で出場した#23家永は、まずバットで魅せた。ノーアウト3塁で迎えた第１打席、センター前へのタイムリーヒットで１点を先制し、自らを援護した。先取点にチームは沸き立ち、この勢いのまま２回表にも、期待の１回生#25中山のヒットでチャンスを作り、相手のミスの間に１点を追加した。

一方守りでは、#23家永が四球でランナーは出すものの２回まで全てのアウトを三振で奪い、４回まで被安打１無失点の完璧なピッチングを見せた。

２－０で迎えた５回表、３回生#34山崎、４回生#17近藤、３回生#24沼田のヒットや相手のミスによる打者一巡の猛攻により一挙６点を挙げ、試合を決定づけた。

苦しい試合展開が予想された一戦であったが、終わってしまえば８－1で阪大の５回コールド勝利だった。#23家永は最終回に浴びた特大の一発を除けば完璧の５回１失点9奪三振で投げ抜き、投打にわたって活躍した。

強豪相手に価値ある初勝利を挙げた阪大ソフトボール部は、その後、同志社大をコールドで下し、結果、２勝２敗１分で1部リーグ４位となり、目標であった一部リーグ残留を果たした。

このリーグ戦をもって引退した３・４回生の悲願であったインカレへの再挑戦を胸に、来年も一部リーグ残留、インカレ出場を目指し阪大ソフトボール部はこれからも日々練習に励む。

［試合結果］
令和２年度関西学生ソフトボール連盟 春秋統一リーグ 10月24日(火) 8:30
大阪大学 1 1 0 0 6=8
関西大学 0 0 0 0 1=1

［1部リーグ最終成績］
令和２年度関西学生ソフトボール連盟 春秋統一リーグ
初戦　● 阪大0-8立命館大 ○
第2戦　△ 阪大4-4神戸学院大 △
第3戦　○ 阪大8-1関西大 ●
第4戦　○ 阪大9-2同志社大 ●
最終戦　● 阪大1-6京都産業大 ○
大阪大学＝2勝2敗1分 ⇒ 1部リーグ4位（リーグ残留）

2020年10月25日、滋賀県希望ヶ丘文化公園で開催された全関西スキー連盟主催「第63回秋期季節外（クロスカントリー）競技会」に阪大スキー部が出場。まだ雪の無いクロスカントリーコースを駆け抜け、自慢の脚力を見せつけた。

阪大スキー部は普段の厳しい練習が実を結び、女子アルペン、男子アルペン、男子ノルディック、女子ノルディックの全部門で入賞者を出すという素晴らしい結果となった。

1年生も大健闘。良い結果を残した。

今シーズンはコロナ禍の影響で例年通りにスキー大会が開催されない状況ながらも、こういった陸上の大会でも好成績を重ねている阪大スキー部。日々部員は全力で練習に励んでいる！

［阪大スキー部 結果］
■ 大学女子アルペン 3km
　5位入賞　増村友里子　1年　14:34.0
　9位　北橋彩　　　2年　15:15.0
　16位　田仲百音　　2年　15:51.0
■ 大学男子アルペン 3km
　2位入賞　大佐古悠生　3年　11:29.1
　8位　恒川開　　　4年　12:11.0
　10位　山田響生　　2年　12:11.9
　15位　小谷拓也　　3年　12:22.8
　18位　似田優太　　4年　12:36.0
　26位　本間恒成　　1年　13:08.0
□ 大学男子アルペン（オープン） 3km
　1位　安野喬雄　　1年　12:08.0
　3位　村上広樹　　1年　14:24.6
　4位　仙石宗一郎　1年　14:26.8
■ 大学女子ノルディック 3km
　2位入賞　岡本ひなの　2年　12:10.7
■ 大学男子ノルディック 6km
　6位入賞　岩瀬聡介　　　2年　22:43.9
　24位　平木拓登　　1年　25:59.6
　25位　濱田航平　　3年　26:14.7
　27位　道坂怜生　　4年　26:37.7
　32位　五十嵐元　　1年　31:58.2