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24年ぶりの昇格で今春から関西一部リーグで戦う阪大フィールドホッケー部。立命館大や福井工業大など東京オリンピック出場選手を擁する強豪に翻弄されつつも、着実な手ごたえを感じていた。

そうして迎えた5月25日、関西学院大との6位決定戦。王座決定戦への出場をかけた試合でもあり、より一層チームに熱が入っていた。試合開始のホーンが鳴るとともに、阪大の司令塔、原（外4）の特大スクープで一気に相手陣へ攻め込む。猛攻を仕掛ける阪大は、まさんちゅ（工4）のパスを受けたぽっきー（工4）が相手の反則を誘い、PC（ペナルティコーナー）を獲得する。

ここで何としても1点を取っておきたい阪大は、原のフリックシュートに賭けた。放たれたボールは物凄いスピードで地を這い、相手はスティックを出す間もなく、PS（ペナルティストローク；サッカーで言うPK）を獲得！その瞬間、大勢の観客が沸き上がり、早くも会場全体のボルテージは最高潮に達していた。その後、ぽっきーが落ち着いてPSを決め、1点を得た。

ここで気を緩めなかった阪大。残り50分間、地力で勝る関西学院大に何度も攻め込まれ、危ない場面も多々あったが、守備の要、播木（工4）を中心とした体を張ったディフェンスと、キーパー松田（基4）のファインセーブにも助けられ、1-0のまま試合を終えた。

この結果、阪大史上初の大学王座決定戦への切符を手にした。

［SCORE］
阪大 VS 関西学院大
1Q 1-0
2Q 0-0
3Q 0-0
4Q 0-0
合計 1-0　阪大勝利

最近の戦績

2018 七大戦　4勝1分で優勝
2018 インカレ　ベスト16
2018 関西秋リーグ二部　5勝0敗で優勝⇒入れ替え戦勝利一部昇格
2019 関西春リーグ一部　1勝4敗で6位⇒大学王座決定戦出場

サッカー部は昨年昇格を果たし、今年度から関西学生サッカーリーグ2部Aリーグに所属。

しかし、今年度リーグ戦は苦しい試合が続き2勝6敗3引き分け、目標としていた勝ち点15に及ばない勝ち点9、順位9位で折り返すこととなった。

前期リーグは悔しい結果となってしまったが、後期リーグに向けてしっかりと準備を進めていく、とのこと。

［SCORE］
関西学生サッカーリーグ2部Aリーグ：前期 結果
第1節 阪大● 2-3 ○大阪学院大
第2節 阪大● 3-6 ○同志社大
第3節 阪大● 0-3 ○甲南大
第4節 阪大△ 3-3 △大阪商業大
第5節 阪大△ 0-0 △大阪教育大
第6節 阪大○ 7-2 ●流通科学大
第7節 阪大● 1-2 ○京都先端科学大
第8節 阪大● 1-4 ○関西国際大
第9節 阪大● 0-3 ○姫路獨協大
第10節 阪大○ 3-1 ●神戸学院大
第11節 阪大△ 1-1 △神戸大

最近の戦績

2019関西学生サッカー選手権　ベスト32