[2019年10,11月号より]
ー天麻が食べたい
その根源的な欲求に突き動かされたおれは驚愕の事実を知る。
「今日、館下閉まってるやん…。」
食べたいのに、食べられない
そのディレンマの中で一つの妙案に思い至る。
そうだ、自分の手で作れば良いのである!
その根源的な欲求に突き動かされたおれは驚愕の事実を知る。
「今日、館下閉まってるやん…。」
食べたいのに、食べられない
そのディレンマの中で一つの妙案に思い至る。
そうだ、自分の手で作れば良いのである!
天麻作りのプロにインタビュー!
今回天津麻婆丼を再現するにあたり、図書館下食堂の厨房で天津麻婆丼を作っていらっしゃるふくださんと、図書館下食堂店長の大野さんにインタビューにご協力頂きました。
— まず、あのふわふわの卵をどうやって焼いているか教えてください!
卵を焼くときに結構油をしっかり入れています。火は強火です。油を入れてから卵を入れるので、最初は油と卵が分離しますが、それをうまく混ぜます。しっかり混ざって半熟になってきたら鍋を回してまとめていくとふわっと仕上がります。
家ではなかなか難しいですね。鍋が特注なんですよ。普通の鉄鍋だと重たいので軽く作ってあります。
家ではなかなか難しいですね。鍋が特注なんですよ。普通の鉄鍋だと重たいので軽く作ってあります。
— あの鉄鍋って特注品だったんですね!最初はどうやって覚えたんですか?感覚とか?
うーん…もう見て覚えました(笑)。 皆さんに提供するまでにふわふわに焼けるように練習しました。お家の鍋なら同じようには難しいかも。
— お話を聞けば聞くほど、家で再現するのは無理な気がしてきました(笑)やっぱりプロの技ですね…。
1日で何食ぐらいの天津麻婆丼を作っていらっしゃるのですか?
忙しいときで500食くらいです。4月は特に多く出食しています。先輩が新入生におすすめしてくれているみたいです。新学期なんかは食堂から列が出てしまいそうなくらい並んでいただいてますからねぇ。
— 天津麻婆丼は阪大名物として有名ですもんね!
作り手としてはやはり嬉しいです。皆様に満足していただけているということだと思います。並んでいただいてまで食べていただけるのはとても嬉しいです。でも、お待たせしてしまうのは申し訳ないです。私たちも「ごめんね、なるべく早く出すからね(笑)。」っていう気持ちで作ってます。
知らない人が多いと思うのですが、中華丼と麻婆丼を注文する方には、天津麻婆丼とは別の列に並んでいただいているんですよ。中華丼と麻婆丼は卵が乗っていないので、すぐに出食することができます。待ち時間を短くすることができるので、皆さんに是非知っていただきたいです!
知らない人が多いと思うのですが、中華丼と麻婆丼を注文する方には、天津麻婆丼とは別の列に並んでいただいているんですよ。中華丼と麻婆丼は卵が乗っていないので、すぐに出食することができます。待ち時間を短くすることができるので、皆さんに是非知っていただきたいです!
—そうなんですね、列が別になっているのは知らなかったです!インタビューにご協力頂きありがとうございました!
いざ、己が手で実践!
インタビューの際にいただいたレシピをもとに、いざ実践!
果たして、図書館下食堂で食べる天麻の味は再現できたのだろうか…?
果たして、図書館下食堂で食べる天麻の味は再現できたのだろうか…?
【材料 麻婆豆腐】
- 豆板醬
- 甜麵醬
- オイスターソース
- 砂糖
- にんにく
- しょうが
- コショウ
- 油…適量
- 豚ミンチ
- 中華だし
- 水溶き片栗粉
- 豆腐
- キャベツ
- もやし
- ごま油
【材料 中華あん】
- コショウ
- 砂糖
- 中華だし
- 水
- 鶏がらスープの素
- 酒
- みりん
- 片栗粉
作り方
(1)まず、麻婆豆腐を作る。最初に豆板醬、甜麵醬などの調味料を混ぜ合わせる。
(2)混ぜておいた調味料に豚ミンチを投入。それを中華ベースとともに鍋を温め、水溶き片栗粉を入れてさらに加熱する。
(3)キャベツともやしを入れて、最後にあらかじめ茹でておいた豆腐を入れる。最後にごま油をかけて完成!
(4)材料をすべて混ぜ合わせたものを鍋に入れて、とろみを出せば中華あんはできあがり!
(5)最後に一番重要な卵を作る。油を入れて温めておいたフライパンに、溶き卵を入れ、半熟くらいで火を止めるのがポイント。これでふわふわ卵も完成!
完成!
「思っていたよりも館下の天麻に味を近づけることができました。辛さはオリジナルよりも少し辛めになりました。あのふわふわ卵の再現が難しかったです。味は文句なしに美味しかったです。」
「卵は形もやわらかさも再現することができませんでした。麻婆豆腐と中華あんを作るのも手間がかかったので、館下で食べるのが一番いいなと思いました(笑)。」
「卵は形もやわらかさも再現することができませんでした。麻婆豆腐と中華あんを作るのも手間がかかったので、館下で食べるのが一番いいなと思いました(笑)。」
記事を読んでくれてありがとうございます!
現在配布中の10,11月号は各キャンパスに設置してあるので、手に取ってみてくださいね!
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(HandaiWalker編集部)